日本でもおなじみの小便小僧はヒーロー!?

小便小僧は私たち日本人にもおなじみの銅像。よくよく考えると「よくもまぁそんな姿を像に…」と思ってしまうものの、実はあれ、ただ用をたしているだけではないんです。「戦時中に爆弾の導火線に小便をかけて街を救った少年をモチーフにしている」という説、「当時2歳の支配者が敵軍に向かって小便をして、味方軍を勝利に導いた」という説があるんですって。どちらも本当かどうかは定かではありませんが、ヒーロー的存在であることは間違いないようです。通常は水を流していますが、ビール会社のイベント時などはビールが流されるのだとか。そのビールを飲むのも、なんだか複雑な気分ですね。ちなみに彼は『ジュリアン坊や』という名前で市民から親しまれています。

小僧だけじゃない!ベルギーには小便少女が存在する 小僧だけじゃない!ベルギーには小便少女が存在する

ブリュッセルには『小便少女』も存在する!

そんな小便小僧に対して、なんと『小便少女』の像があることをご存じでしょうか。グラン・プラスをはさんで小便小僧と反対側にあり(いて?)、フィデリテ袋小路という路地で会うことができます。小便小僧はジェローム・デキュケノワによって作られましたが、小便少女はドニ=アドリアン・デボヴリによって作られました。彼女はジャンネケ・ピスと名付けられているんですよ。女の子なので、和式スタイルのポーズなのですが、それがリアルすぎて「正直見るのが恥ずかしい」と感じる人も多いことでしょう。現在は鉄格子で囲われ、南京錠をかけられています。ジュリアン坊やとは違った対応で、ちょっぴりかわいそう。ブリュッセルに訪れた際は、ぜひとも一目見てあげてくださいね。

小僧と少女の間のグラン・プラスは世界遺産。

そんな小便小僧と小便少女、見に行った際には彼らの間にあるグラン・プラスもぜひご覧ください。ブリュッセルの中心地にある大広場で、「世界でも有数の美しい広場」と言われています。ユネスコの世界遺産にも登録されているほどですよ。その周りにある建物にもぜひご注目を。市庁舎はゴシック様式の塔があり、夜間のライトアップはとっても幻想的。私立博物館となっている王の家やギルドハウスも、歴史を感じさせられる厳かな雰囲気です。写真撮影にももってこいですね。レストランやカフェ、お土産が買えるショップも多いのも注目したいポイントです。