シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫の像、そして……

諸説ありますが、世界三大がっかりといわれるものは、シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧だと言われています。それぞれ反論はあるでしょうが、有名なだけに実物を見るとがっかりしてしまうのは仕方がないかもしれません。ブリュッセルの小便小僧も有名ですが、あまりにも小さな像なので、イメージ通りではないと思われることが多いようです。

「世界三大がっかり」でイタイなんて言わないで! by小便小僧 「世界三大がっかり」でイタイなんて言わないで! by小便小僧

おしっこで町を救った少年は、いまやコスプレ三昧

その昔、ベルギーで戦争があったとき、敵方が爆弾を仕掛けました。その導火線についた火を、少年がおしっこをかけて消し止め、ブリュッセルの町を救ったという話があります。他にも逸話があるようですが、火をおしっこで消した話が一番有名です。そして、その少年をかたどった像ができたわけですが、もともとは17世紀に作成されたものの、残念ながらオリジナルは紛失してしまい、今あるものはレプリカなのだそうです。それでも、ベルギーの人々は小便小僧を愛し、はだかでは可愛そうだととっかえひっかえ様々な衣装を着せてます。たくさんある衣装は、ブリュッセル市立博物館に展示されています。タキシードはもちろん、宇宙服や柔道着まで!

ブリュッセルには小便少女だっていますよ

ブリュッセルには、小便小僧だけでなく、小便少女もいます。フィデリテ小路という、グランブラスのわきの道を曲がったところで、しゃがんでいます。小便小僧のように、堂々とおしっこをしていないですし、とても目立たないところにあるので、ほとんど知られていないのが残念です。20世紀にできた像ということで、まだ新しく、小便小僧のように衣装をつけていません。その上、女の子がおしっこをするところの像なんて……と、地元の人が、この像を快く思っていないフシもあります。世界三大がっかりといわれながらも、常に観光客に囲まれる小便小僧に比べて、すいぶんかわいそうです。ブリュッセルに行ったら、ぜひこの小便少女も探してみてください。