時間がない方は、バスやボートを使って下湖群のハイライトへ

世界遺産・プリトヴィッツェ湖群国立公園のハイキングコースの続きです。公園チケットには、園内を移動する電動バスとボートの料金が含まれています(何度でも有効)。時間のない方は、それらを使ってうまく園内を回りましょう。ただし定員が少ないボートは、時間帯によっては列を作って待つこともあります。さあ、まずはメインの下湖群のハイキングコースへ行ってみましょう。時間のない方は、このチケット売り場の前のST2からST1までバスで移動すれば、30、40分の節約になります(上湖のST 3行きもあるので注意)。ST1から下湖群のメインを回り、帰りはまたバスかボートで帰って来れば、最短で3時間ほどで往復できます。ただし、湖へのアプローチとしてはやや雰囲気に欠けるので、ここはST 1のチケット売り場から坂を降り、P1の船着き場から対岸のP2に渡り、そこからP3行きのボートに乗り継いでいく王道ルートがおすすめです。

公園内はボートを使って移動もできる 公園内はボートを使って移動もできる

ボートを乗り継いで下湖群へ行く王道ルート

チケット売り場からP1の船着き場までは森の中。なかなか湖が見えてきません。ようやく開けた場所に出るとそこが船着き場。晴れていれば太陽の光を浴びてエメラルドグリーンに輝く湖が見えてきます。透き通った水の中には、たくさんの魚の影が。プリトヴィッツェ名物のマスの群れです。P1の船付き場から対岸のP2までは、わずか2分ほどの距離。P2からは上湖群と下湖群のハイキングコースが始まりますが、ここはあせらずボートを乗り換えてP3まで行きましょう。P2からP3までのボートは、プリトヴィッツェで一番大きい湖のコズィヤク湖を横断します。湖は全長2.3キロ、最深で46メートル、乗っている時間は15分ぐらいでしょうか。湖上をのんびり進むので、ここはぜひとも端の席を取りたいものです。

展望ルートと湖畔ルートに分かれる

ボートが着くP3の船着き場前は、公園の散策路の中では一番広々とした場所。ここにはカフェやレストラン、トイレ、土産物屋などがあります。簡単な食事はできますので、公園内で1日過ごそうという方はここで。夏の日中は、みなテラスで気持ち良さそうにビールを飲んでいました。ここからハイキングにスタートです。最初の5分ぐらいはふつうの森の中の道ですが、道はやがて二手に分かれます。湖畔を歩くなら右側の道へ。左側の道はだんだんと登りになり、やがて眼下に滝を見下ろす展望台へと続きます。さらに歩くと公園の外に自然に出てしまうので、滝の辺りで下へ降りる階段へ進んだ方がいいでしょう。私はこちらのルートを通りましたが、時間のない方は最初から湖畔ルートを行ったほうがいいかもしれません。(その3につづく)