アドリア海随一の観光都市、ドブロブニク

イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海。そこには古代から交易で栄えた都市がいくつもありますが、なかでも人気なのがクロアチアのドブロブニクでしょう。青い海に突き出た城壁に囲まれた旧市街は、レンガ色の屋根の家並みがとても印象的で、宮崎駿アニメ作品の『魔女の宅急便』や『紅の豚』の舞台のモデルになったともいわれており、日本人にはなじみの風景です。さて、今回はそのドブロブニクでの“食”について紹介して見たいと思います。

世界遺産のドブロブニク旧市街で、シーフードに舌鼓。どんな料理がおすすめ? その1 世界遺産のドブロブニク旧市街で、シーフードに舌鼓。どんな料理がおすすめ? その1

ピークシーズンは混み合うので、早めに席に

夏になると、ドブロブニクには大型クルーズ船がひっきりなしにやってきます。ここは人気観光地なので、世界遺産の旧市街には、メインストリートのプラツァ通りはもちろん、狭い裏路地にいたるまで多くのレストランやカフェがあります。しかしオンシーズンのいい時間帯には、どのレストランも満席になるほどの人です。食事をする場合は少し早めに行動したほうがいいでしょう。夏の場合、ピークタイムはランチが午後2時、ディナーが午後8時半ごろになります。この時間の前後は、人気レストランはわずかの差で席がなくなってしまうことも。ただし座席数が多いレストランも多いので、大人数でなければ予約は必要ないでしょう。夏の場合、席はテラスから埋まっていきますので、表が満席でも室内は席が空いていることがあります。

まずはシーフードリゾットをいただきます

クロアチアは肉料理も有名ですが、せっかく海沿いの町に来ているのですから、ここではシーフードを中心に食べてみたいものです。まずは旧市街のたいていのレストランで食べられる、定番料理を紹介しましょう。最初は鍋に入って提供されることが多い「シーフードリゾット」です。適度に芯を残したお米に、トマトソースをベースにしたシーフードのエキスが沁み込んで、日本人好みの味です。中に入るシーフードは、エビ、ムール貝、イカなどが一般的ですが、店によってその具や味付けが異なり、あちこちの店で試してみたくなります。日本でいえば1.5人前ほどあるので、ふたりで分けるぐらいがちょうどでしょう。値段は1500円前後です。(その2につづく)