頂上にあるカフェで、絶景を見ながら休憩

世界遺産都市ドブロブニクを見下ろすスルジ山の続きです。標高412メートルのスルジ山の頂上へ、ロープウェイで登ってみましょう。乗客を乗せたロープウェイは、するすると山腹沿いに上がり始め、あっという間に下にドブロブニクの旧市街が見えてきました。私が乗った日は快晴だったので海の遠くまで見渡せ、とても気持ちのいいものでした。ただし高所恐怖症の人は、下を見るとちょっと怖いでしょうね(笑) 乗っている時間は5分程度でしょうか。スルジ山の頂上には展望台と、レストラン、カフェ、土産物屋があります。私が行ったのは朝でも十分暑い真夏だったので、頂上のエアコンが効いたレストランでコーヒーを飲んでひと休みしました。しかし、欧米人は暑さも何とも思わないのか、外のカフェテラスを選ぶ人が多かったですね(笑) 少し高めですが、レストランでは食事もできます。夜は夜で、夜景がきっときれいなことでしょうね。

歩いて下山中も、こんな絶景が 歩いて下山中も、こんな絶景が

戦場となった山頂にある博物館

頂上に立っている十字架は、ナポレオンが送ったものといいますが、現在のものはクロアチア独立戦争で壊された後に建て直されたものだといいます。この山頂は1991〜92年の「ドブロブニク包囲」の際に戦場となりました。それを説明した小さな「独立戦争展示館」が山頂の一画にあるので、興味のある方はのぞいてみてください。現在の平和なドブロブニクの姿とはまた別の、砲撃を受けて破壊された旧市街の映像は衝撃的です。つくづく平和あっての観光だと思います。入場料は30クーナ(約540円)です。

歩いて山を下りることもできる

さて、天気がよかったら、下山するのに、ロープウェイを使わずに歩いて降りるのもひとつの方法でしょう。独立戦争展示館の裏から、ふもとへ続く小道があり、私は歩いてみました。途中からは美しいアドリア海が眼下に見られ、なかなかいい景色です。道は下る分にはきつくありませんが、ほとんどが日陰のない道なので、私の場合は暑くて途中でバテ気味になりました(笑) 暑い日は飲み物が必携です。しかしそんな暑い山道を登って来る欧米人と、途中で何度もすれ違いました。上りはかなり大変そうでしたが…。道路に出るまでは小一時間といったところでしょうか。もちろん下りもロープウェイを使えば、時間の短縮になります。ドブロブニク観光ですが、旧市街の中を歩くだけでなく、その外もおすすめですよ。(この情報は2015年8月のものです)