クロアチア名物の宿、ソベ

ふつう旅行先ではホテルに宿泊しますよね。ですが、最近は日本でも話題になっていますが、民泊という手もあります。クロアチアは、内戦後、平和になり、いざ観光客を受け入れようとしたときホテルの数が足りませんでした。そこで、ビジネスチャンスとばかりに立ち上がったのが、地元のオバサマ方です。自分の家には空いている部屋があるので、そこに旅行者をお泊めしましょうというのです。「ソベ」とは、もともとクロアチア語で「部屋」という意味ですが、民泊の意味もあります。もはや、ソベはクロアチア名物といってもいい存在になりました。

民泊の元祖? クロアチア名物の宿、ソベ 民泊の元祖? クロアチア名物の宿、ソベ

ツーリストインフォメーションでも紹介してもらえます

ソベは、ツーリストインフォメーションでも紹介してもらえます。私はスプリットで紹介してもらったことがあります。インフォメーションの係員は予算を確認すると「○○さんの家がいいわね」と電話をしてくれました。ほどなく、ソベのオーナーが、私を迎えにインフォメーションにやってきました。どこへ行くにも便利な立地で、シャワーやトイレも専用のものがありました。ペンションのような感じで、私はとても気に入りました。

バスターミナルに集まる客引きたち

ツーリストインフォメーションで紹介してもらうソベはオフィシャルなもので、安心して宿泊できますが、オフィシャルでないソベもあります。よく有名観光地のバスターミナルに、ソベの客引きがいます。彼らは、警察がくると蜘蛛の子を散らすようにいなくなります。私はドブロブニクで、客引きのひとりのオバサマについていったことがあります。オバサマの家は一軒家で、私の部屋の鍵のほか、玄関の鍵も貸してくれました。お互いに信用がないとできないことだなと思いながら、そこに泊めてもらうことにしました。

クロアチア人の生活を垣間見る

スプリットのソベは完全に独立したプライベートの部屋でしたが、ドブロブニクのソベはオバサマの生活空間の中にお邪魔するという感じでした。台所で、ウェルカムドリンクなのかお茶をごちそうになり、飼い猫を撫でさせてもらうというサービスつき。クロアチア人の生活の中に入り込んだようなものです。なお、客引きについていくのは自己責任です。心配ならば、ツーリストインフォメーションを利用しましょう。