病みつきになるクルーズの旅

一昔前は、クルーズ船の旅といえば憧れのクィーンエリザベス号で世界一周といった豪華客船での数ヶ月に及ぶ旅行で、私たちにとっては夢のまた夢。のようなイメージがありました。実は今、クルーズ旅は知る人ぞ知る、リピーター続出の旅のスタイルなのです。私も一度、仕事でバルセロナからポルトガルのリスボンまでのクルーズに参加したことがあるのですが、日本から参加なさっていたお客様の多くがクルーズ旅のヘビーリピーターだったのにビックリ。「もう次のクルーズの予約も済ませてある」「普通の旅には戻れない」という、その魅力は何でしょう。

一度行ったらやみつきになる? リピーター続出−憧れのクルーズの魅力とは(前編) 一度行ったらやみつきになる? リピーター続出−憧れのクルーズの魅力とは(前編)

パッキングや荷物を運ぶ必要なし!クルーズ船=移動するホテル

いわゆる普通の旅との最大の違いは、乗船して一度荷物を解いたらそのままで最終日の下船まで過ごせる点でしょう。移動のたびにパッキングして、スーツケースをガラガラ運ぶ必要はありません。寝ている間に移動して、朝起きたら新しい都市に到着、カメラとお小遣いだけ持って身軽で観光に出かけることができます。ホテルと同じようにベッドに横になってゆっくり休み、日中は観光にフルに当てられるので、時間を無駄なく有効に使うことができます。

海からのアプローチはクルーズ船ならでは!

クルーズ船の特権は、海から各都市に入っていけること。入出港時の眺めは抜群です。特にヨーロッパの港湾都市は港から旧市街が広がり、砦や城塞が海を監視するように築かれています。港湾都市においては、海からの眺めこそが「正面玄関」になるわけです。昔の商人や移民が同じ風景を見ながらね、「この海の道を辿ってきたんだなあ」と考えるとロマンすら感じますよね。クロアチアのドブロブニークやマルタのヴァレッタ、スペインのイビサ島、イタリアのナポリなど、魅力的な都市がたくさんあります。

巨大なクルーズ船からの眺めは展望台並み!

船の大きさにもよりますが、クルーズ船の高さは海上高50〜60メートル。一番上のデッキは巨大観覧車の一番上の高さに匹敵します。ということは、入出港時の船のデッキからの眺めは展望台や教会の塔からの眺めと同じくらいの高さからその街全体を見渡せるわけです。沖からゆっくりと近づいて、次第に港の風景が大きくなっていく雄大さは巨大なクルーズ船ならではの醍醐味でしょう。日の出日の入りの時間が合えば、入出港時に港の朝景や夕景を見ることもできます。