教会外壁に施された顔の彫刻

世界遺産・シベニクの聖ヤコブ大聖堂の続きです。さて、今度は教会を出て、北側にあるレプブリカ広場側に回ってみましょう。そこから教会を見ると、外壁にいくつもの彫刻が施されているのがわかりますね。壁面の上部には、全部で72の(人だけでなく動物も含む)の頭部の彫刻があります。これは当時の市民の顔という説もありますが、それならなぜ犬がいたり、怖い顔のものもあるか不明ですね。外壁には、両脇にライオンの像があることから「ライオンのドア」と呼ばれている入口があります。ライオンの上にある一対の像はアダムとイヴです。

聖ヤコブ大聖堂の外壁には多くの頭部の彫刻が 聖ヤコブ大聖堂の外壁には多くの頭部の彫刻が

町を見下ろす要塞に登ってみましょう

聖ヤコブ大聖堂の見学が終わったら、旧市街の中を散策してみましょう。北へ向かってゆるやかに上りになっているので、適当に歩いても道に迷うことはありません。土産物屋やレストランは適度にあるといった感じで、観光客でいっぱいのドブロブニクやスプリットから来ると人が少なく、ほっとするような旧市街です。大聖堂から標識に従って道を上って行くと、丘上の「聖ミカエル要塞」に10分ほどで着きます。15〜17世紀に建てられたものですが、現在は修復も終わり、夏の夜には要塞の中庭でコンサートが行われたりもします。城壁からは、眼下にシベニクの旧市街や聖ヤコブ大聖堂、そして青い海が見渡せますよ。

シベニクへの行き方

旧市街にはほかにも、15世紀の聖イヴァン教会、やはり15世紀の聖バルバラ教会などがありますが、時間帯によっては開いていないことがあるので、ご注意下さい。スプリットからは、バスターミナルから日中30分おきにバスが出ています。約2時間、63クーナ(約1150円)。やはり世界遺産の教会があるトロギール(シベニクから約1時間半、スプリットから約30分)とあわせて訪れる人が多いです。また、ザダルの町からはバスで約1時間半です。聖ヤコブ大聖堂は入場無料ですが、洗礼室は15クーナ(約270円)です。聖ミカエル要塞の入場料は35クーナ(約630円)かかります。共に学割があります。シベニクにはレストランもあるので、スプリットの喧噪を離れて、のんびり昼食でも食べて帰るのもいいでしょう。(料金などの情報は2015年8月のものです)