観光スポットが集まるエリアにある失恋博物館

観光地でもあるクロアチアの首都ザグレブには、さまざまな博物館や美術館があります。そのなかでも特に一風変わった博物館として、最近日本でも注目を集めているのが「失恋博物館」です。屋根が特徴的な聖マルコ教会や、トンネル内に礼拝堂を持つ石の門、市街を一望できるロトルシュチャク塔といった、見どころが集まっているエリアにあるため、観光の途中に気軽に立ち寄ることができます。とはいえテーマは「失恋」。私は好奇心が勝ってしまったので迷わず入りましたが、「わざわざクロアチアに旅行に来てまで」と思う方もいらっしゃると思います。ですが個人的にはぜひ観光していただきたいおすすめスポットです。さて、ここはどんな博物館なのでしょう?

失恋博物館の受付はギフトショップが併設されている 失恋博物館の受付はギフトショップが併設されている

内容は失恋に限らず、日本語訳の冊子もあり

この失恋博物館では、別離した人々の想い出の品や別れるきかっけとなった品、言わばごく「ふつう」の品々が解説(別れのエピソード付き)で展示されています。日本語訳では「失恋博物館」で定着してしまっていますが、正式名称は「Museum of broken relationships」。主な展示品はやはり恋愛に関するものですが、必ずしも恋愛に関する別れだけでなく、家族や友人との別れに関する展示品もあります。エピソードの内容も、深い悲しみに彩られたものだけでなく、思わず笑ってしまうようなおかしなもの、片想いで終わっていく甘酸っぱいものなどさまざま。また、やはりクロアチアということで、紛争の影響での別れに関するものもあります。解説はすべてクロアチア語と英語ですが、受付で「日本から」と告げると、すべての解説を日本語に訳した冊子を貸し出してくれます。

お土産も失恋グッズが盛りだくさん

この失恋博物館、どんなお客さんが多いかというと、ひとり客のほか、意外とカップルも多かったです。ひとりでさまざまな展示を見て(負の?)エネルギーをもらうのも面白いのですが、カップルで展示を見て現在の自分たちの幸せを噛みしめるのもアリかもしれません。受付フロアのギフトショップには、失恋に関するおもしろグッズも売っており、ここまでは無料で入場できます。ちなみに私は見学後ここで「想い出消しゴム」を買いましたが、今のところは使わずに済んでいます(笑)。ザグレグ観光の際は、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください!