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プラハだけがチェコじゃない!世界遺産も多いチェコ東部に広がるモラヴィア地方へ行ってみよう


掲載日:2020/03/02 テーマ:観光地・名所 行き先: チェコ / ブルノ

タグ: 一度は行きたい 教会 世界遺産 美しい 歴史


ボヘミアとともにチェコを構成するモラヴィア地方

チェコ東部に広がるモラヴィアの草原地帯 チェコ東部に広がるモラヴィアの草原地帯

中世の町プラハが観光客に大人気のチェコですが、現在のチェコの前身となるチェコ・スロバキアという国が生まれたのは20世紀に入ってからのこと。それ以前はオーストリア=ハンガリー帝国の一部で、この帝国は多くの小国家を含んでいました。現在のチェコの国土で考えると、西半分がボヘミア、東半分がモラヴィアという2つの地域で、中世にはそれぞれに国王がいたのです。丘陵地帯が多いボヘミア地方に比べると、モラヴィア地方は平原が多いのが特徴です。鉄道でモラヴィアの平原を走ると、延々と続く麦やトウモロコシ畑、そして深い森が印象的です。近年ではその大平原が「絶景本」などで紹介されることもあります。今回はそのモラヴィア地方の歴史と見どころについて紹介していきましょう。

大国に支配される歴史

このモラヴィア地方ですが、9〜10世紀にモラヴィア王国が栄えた以降はプラハを都とするボヘミア王の領地に、16世紀以降はそのボヘミア王を兼任するようになったウィーンのハプスブルク家の支配下に入ります。初期のモラヴィアの都はチェコ東部にあるオロモウツでしたが、17世紀の30年戦争の間に都はチェコ南部のブルノに移されるようになりました。現在はモラヴィアという国はありませんが、19世紀まではモラヴィアの人たちは自分たちをモラヴィア人として意識していたようです。しかし20世紀に入りチェコ・スロバキアが独立すると、住民のチェコ化が進みます。もともと隣のボヘミアやスロバキアとそう大きく文化が変わっているわけではないので、面積も人口も多いボヘミアを中心としたチェコに吸収されていったのでしょう。

モラヴィアといえば大草原

チェコを訪れても、なかなかモラヴィア地方に足を延ばす人は少ないかもしれません。しかし世界遺産などの見所も多く、その割にはかなりのんびりとした雰囲気なので旅には楽しいところですよ。面積は関東地方の8割程度のモラヴィア。その地理的な特徴ですが、北部は森林地帯が多く林業が盛ん、中部が低地の穀倉地帯、南部は丘陵がありワインの産地としても知られています。この中部・南部の大草原が遠くまで続く景観は、ボヘミア地方では見られない絶景ですね。モラヴィアの中心都市はチェコ第二の都市ブルノです。プラハからは鉄道で3時間ほどかかりますが、隣国スロバキアの首都ブラチスラヴァからは1時間ほどで、そちらの方が近いです。

全部で6つある世界遺産

モラヴィア地方観光の基点となるブルノの町 モラヴィア地方観光の基点となるブルノの町

モラヴィア地方のおもな見どころですが、世界遺産を中心に名前だけ紹介していきましょう。ブルノ市内にあるのが世界遺産のモダニズム建築「トゥーゲントハット邸」。ブルノの郊外では、北に「ゼレナー・ホラの聖ネポムツキー巡礼聖堂」(片道2時間半)、南に「レドニツェ城とヴァルチツェ城」(片道1時間半)、東に「クロムニェジーシュの庭園群と城」(片道1時間)、北東に「オロモウツの正三位一体柱」(片道1時間半)、西に「トゥシェビーチのユダヤ人街と聖プロコピウス聖堂」(片道1時間半)と、ブルノを基点とすると6つの世界遺産に日帰りできます。私はこの6か所全部行ってきました。郊外の5か所については別記事「チェコ南部の都市ブルノを基点に、ゼレナー・ホラ、クロムニェジーシュなど、周辺の5つの世界遺産へ日帰り旅行!」に書いたので、行き方などのHow toはそちらを読んでください。それでは、見どころたっぷりのモラヴィア地方を楽しんできてくださいね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/03/02)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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