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チェコの世界遺産/トゥシェビーチのユダヤ人街と聖プロコピウス大聖堂(ユダヤ人地区編)


掲載日:2020/07/29 テーマ:世界遺産 行き先: チェコ / ブルノ

タグ: 一度は見たい 一度は行きたい 街歩き 建築 世界遺産 歴史


チェコ南東部最大のユダヤ人集落

町を流れる川沿いにかつてのユダヤ人地区がある 町を流れる川沿いにかつてのユダヤ人地区がある

チェコにある14の世界遺産のうち、今回紹介するのはチェコ南東部のモラヴィア地方にある「トゥシェビーチのユダヤ人街と聖プロコピウス大聖堂」です。トゥシェビーチは人口約3万6000人という小さな町で、観光も2〜3時間あればできるほど、見所がコンパクトにまとまっています。この町へのアクセスや街歩き、そして世界遺産の聖プロコピウス大聖堂については「アクセスと聖プロコピウス大聖堂編」に書いたので、そちらを読んでくださいね。今回は、もうひとつの世界遺産であるユダヤ人地区を紹介しましょう。

ユダヤ人地区の歴史

町の中心のカレル広場から橋を渡った川沿いのエリアが、世界遺産のユダヤ人地区です。第二次世界大戦までは中・東欧各地には多くのユダヤ人街がありました。なかでもこのトェシェビーチのそれはモラヴィア地方最大で、19世紀初頭には1170人が居住していました。19世紀までは中・東欧のユダヤ人たちは許されたエリアにのみ住むことができ、移動の自由はありませんでした。19世紀半ばにようやく自由な移動が許されますが、その結果、ユダヤ人の多くは仕事がある大都市へと移住していきます。第二次世界大戦前のトェシェビーチには1700人ほどのユダヤ人が居住していたようですが、ナチスのユダヤ人迫害によりほとんどが流出。残っていた281人も強制収容所に送られ、生き残ったものはわずか10人ほどだった言います。

ユダヤ人地区にあるシナゴーグとは

新シナゴーグの中。荒れていたのを修復したという 新シナゴーグの中。荒れていたのを修復したという

ユダヤ人地区は東西200m、南北150mほどで、川沿いに120軒ほどの家が建っています。今では住んでいる人はほとんどがチェコ人ですが、住居だけでなくシナゴーグや学校、病院、工場などユダヤ人集落がそのまま残っている場所は数少ないので、世界遺産に登録されました。中に入って見学できるのは、インフォメーションが置かれている新シナゴーグです。小さいながらも見ごたえがあるので、ぜひ寄ってみてください。ユダヤ教のシナゴーグは礼拝だけでなく、集会や会合が行われる場所です。シナゴーグを見たことがない方は、キリスト教会と造りが違うと感じるでしょう。倉庫として使われ、荒れはてていた時期もありますが、現在はきれいに修復されています。会堂内は二階建てになっており、二階にはユダヤ人地区に関する資料が展示されています。

丘上にあるユダヤ人墓地

ユダヤ人墓地。ヘブライ語の墓碑が目につく ユダヤ人墓地。ヘブライ語の墓碑が目につく

新シナゴーグを出たら、ユダヤ人地区を散策してみましょう。ほとんどが人の住む住居となっていますが、観光客向けにレストランやペンションとして営業している家もあります。このユダヤ人地区の奥の斜面を登ると、ユダヤ人墓地に出ます。これは17世紀に造られたモラヴィア地方最大のユダヤ人墓地で、墓碑は全部で3000ほどあるとか。人気がない静かなところなので、一人だとちょっと怖いかも。墓地の丘を西へ下ると、もうひとつの世界遺産の聖プロコピウス大聖堂に出ます。ユダヤ人地区と聖プロコピウス大聖堂の両方をゆっくり回っても、3時間ほどあれば観光できるでしょう。時間に余裕があれば、川沿いのレストランで食事をし、この町に滞在してもいいでしょうね。それでは、機会があればチェコの小さな町を訪れてみてください。

※この情報は2020年5月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/07/29)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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