チェコの温泉地代表、カルロヴィ・ヴァリ

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チェコの温泉地代表、カルロヴィ・ヴァリ

掲載日:2012/04/08 テーマ:観光地・名所 行き先: チェコ / カルロビバリ ライター:有賀みかる

タグ: たのしい 一度は行きたい 街歩き



ABガイド:有賀みかる

【チェコのABガイド】 有賀みかる
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2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。

テプラー川に沿って色とりどりの18世紀〜19世紀後半の華麗な建築が立ち並ぶ。土地柄、ドイツの影響も見てとれる。多くはホテル、レストラン、お土産物屋になっている。 テプラー川に沿って色とりどりの18世紀〜19世紀後半の華麗な建築が立ち並ぶ。土地柄、ドイツの影響も見てとれる。多くはホテル、レストラン、お土産物屋になっている。

美しいヨーロッパの温泉街の散策と飲む温泉

“温泉”と聞いて日本人が想像する温泉と、ヨーロッパのそれとはかなり違いますが、プラハとはまた違う空気の澄んだ歴史あるヨーロッパの温泉地をたっぷり味わえるのがカルロヴィ・ヴァリ。プラハから直通バスで2時間半程で、もう雰囲気は一変。テプラー川にそってカラフルな建物が立ち並ぶこじんまりした田舎町なのですが、美しい建築物のコロナーダやホテルの合間を独特のマグカップで温泉水を飲み歩けば、のんびりとしたリゾート気分を味わえること間違いなし。14世紀にチェコ王、そして神聖ローマ帝国皇帝でもあったカレル4世(カレル橋、カレル大学などを作った)が狩猟でこの地を訪れた際、怪我をしていた鹿が温かい泉で体を癒すのを見て、その治癒効果を発見したという伝説をもつ温泉地です。

 

源泉No.15は蛇が目印。蛇口とはまさにこのこと。温度も源泉のデザインも様々。飲みすぎないほうがベター。地元生産の世界4大ブルーオニオンのひとつ、カールス・バードの青い玉葱柄カップがおすすめ。 源泉No.15は蛇が目印。蛇口とはまさにこのこと。温度も源泉のデザインも様々。飲みすぎないほうがベター。地元生産の世界4大ブルーオニオンのひとつ、カールス・バードの青い玉葱柄カップがおすすめ。

独特の温泉マグ・カップを買って、いざ飲泉めぐり!

カルロヴィ・ヴァリはチェコ国内最大の温泉地にとどまらず、世界的にも有名。滞在したことのある王侯貴族や芸術家は長い一覧表が必要なほど多数。そして現在も本格的な湯治治療が行われていて、最低でも2週間滞在し、医者の処方箋に従って温泉水を飲みます。日本のような露天風呂はないけれど、一般客向けにホテルやスパ施設でマッサージなども可能。外せないのはやはり飲泉めぐり。あちこちで売られている飲み口のついた独特のマグカップを買って、コロナーダめぐりをするのが定番。温泉の味は鉄分を多く含んだ、お世辞にも美味しいとはいえないものなので、丸い温泉ウエハースを温めてもらって食べながら飲むのが秘訣。ウエハースはレモン、チョコレート、ナッツ味などいろいろあります。

 

いろいろな顔を持つカルロヴィ・ヴァリ。ドイツ国境に近いチェコという場所でありながら、ロシア人住民の多さには驚かされる。街のロシア語看板も顕著、ロシア語はもはやここの公用語。当然、正教会の教会もこのとおり。 いろいろな顔を持つカルロヴィ・ヴァリ。ドイツ国境に近いチェコという場所でありながら、ロシア人住民の多さには驚かされる。街のロシア語看板も顕著、ロシア語はもはやここの公用語。当然、正教会の教会もこのとおり。

ベヘロフカ、マットーニ、モーゼルガラス、そして映画の街、カルロヴィ・ヴァリ

カルロヴィ・ヴァリにある源泉は全部で16あり、そのうちの13番目に割り当てられているのがお土産として定番の薬草酒、ベヘロフカです。養命酒のような存在ですが、そのレシピは昔からオーナーと工場長のみに伝えられる秘密。博物館もあります。温泉以外にもカルロヴィ・ヴァリの魅力はたくさん。近くには150年の伝統を誇る美しいグラスで有名なモーゼルの工場もあり、見学も可能。世界4大ブルーオニオンとして知られる陶器も地元産。またチェコでおなじみのミネラルウォーター、マットーニ発祥の地でもあります。そして映画好きには知られている毎年7月初旬に開催されるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭。映画祭の中心、ホテル・プップは『007カジノ・ロワイヤル』のロケ地としても有名です。

 

私の大好きなリボン屋さん。全種類買い揃えたい!と思わせるキュートさ。クリスマス、イースター柄、チェコの伝統的な衣装につけるデザイン…たかがリボンといえど奥深い世界です。その他ボビンレースなどの作品も可愛らしいものばかり。 私の大好きなリボン屋さん。全種類買い揃えたい!と思わせるキュートさ。クリスマス、イースター柄、チェコの伝統的な衣装につけるデザイン…たかがリボンといえど奥深い世界です。その他ボビンレースなどの作品も可愛らしいものばかり。

プラハでもなかなかない可愛すぎる手芸屋さんAatelier

カルロヴィ・ヴァリには知る人ぞ知る、かなり可愛い手芸屋さんがあります。以前あった場所から近所に引っ越し、旦那さんがやっているお土産屋さんの裏になってしまったので見つけるのが難しかったのですが、やっと探し当てたときは嬉しかった♪ ここの品揃えはプラハでも見つけることができないぐらい豊富でキュートな伝統的チロリアンテープやボビンレースの作品たち。値段もとても良心的なので、思わず全部買い占めたくなります。可愛いらしいもの好き、手芸好き女子には、このお店のためだけでもカルロヴィ・ヴァリを訪れてほしいぐらいお奨めです。

 

カルロヴィ・ヴァリに数ヶ所点在する有名な建築家の手によるコロナーダ(飲泉のある回廊)は、建物でありながらまるで繊細なレース編みのよう。映画のようにヨーロッパの保養地にて優雅なお散歩、が実現。 カルロヴィ・ヴァリに数ヶ所点在する有名な建築家の手によるコロナーダ(飲泉のある回廊)は、建物でありながらまるで繊細なレース編みのよう。映画のようにヨーロッパの保養地にて優雅なお散歩、が実現。

■関連情報■

◇プラハからカルロヴィ・ヴァリへの行き方
Student Agency(www.studentagency.cz)という会社を中心にプラハから1時間に1本ほど出ているバスの利用が便利。所要時間は2時間15分程、料金は160kc前後。Webで日本からも予約できるが、フロレンツバスターミナル(地下鉄B線Florencからすぐ。www.florenc.cz)でチケットを購入するのが一番確実でわかりやすい(ただしギリギリだと満席の可能性大なのでなるべく前もって)。時刻表を調べるのはこちらのサイトから http://jizdnirady.idnes.cz/autobusy/spojeni/ チェコ語オンリーだが、Odkudの欄に起点、Kamの欄に目的地を入れてHledatをクリックすれば情報が表示される。直接バスターミナルで行きたい目的地、日時を書いて窓口へ出すのも一手。英語もほぼ通じる。
◇Aatelier(アーテリエ)
住所:Namesti Svobody 2, 360 01 Karlovy Vary
アクセス:通りに面しているKUKという魚のマークの看板のお土産屋さんの中から入る。お店の別室にAatelierが入っている。
TEL:420-353-229-817
営業時間:火〜土11:00〜18:00(営業時間は変更になる可能性あり)

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/04/08)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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