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[2019年版]はじめてのチェコ/憧れの王室御用達ブランド、ボヘミアングラス「モーゼル」工場でお買い物


掲載日:2019/12/07 テーマ:ショッピング 行き先: チェコ / カルロビバリ

タグ: お土産 クリスマス ショッピング セレブ 穴場 女子旅におすすめの行き先 美しい 歴史


チェコの至宝、カルロビバリのモーゼル工場へ

購入したワイングラス 購入したワイングラス

デンマーク王室をはじめ、スペインやヨルダンの公式晩餐会のテーブルを飾り、ボヘミアングラスの最高峰といわれるチェコ人気ブランドの「モーゼルグラス」。首都プラハから西へ列車で約3時間、ヨーロッパでも有名な温泉保養地カルロビバリにあるモーゼルの工場に行ってきました。こちらでは、溶けたガラスを吹いて整形するところから、ガラスカット、クリーニング、ドライ、磨き、そして仕上げのエングレービング(腐食凹版技法による彫刻)や金メッキ装飾など、すべての工程が100%職人によるハンドメイドです。それも、すべての工程で、常に細かく厳しいチェックが行われていました。

17世紀以降、飛躍的に広まったボヘミアングラス

モーゼルのガラス作り職人は350名、そのうち、ここでは52名がチームを組んで働いています。 モーゼルのガラス作り職人は350名、そのうち、ここでは52名がチームを組んで働いています。

そもそもガラスは紀元前5〜前4世紀、メソポタミアやエジプトの青銅器時代、陶器の製造過程で発見されたといわれています。10世紀前後にはヨーロッパでは教会で使われるステンドグラスが作られるようになります。16世紀末、チェコを治めていた時のハプスブルク家の王、ルドルフ2世がおもにイタリアからジュエリー彫刻家を招いて以降、ガラス彫刻によって装飾されたボヘミアンクリスタルはベネチアングラスをしのぐ人気となりました。17世紀になると中央ヨーロッパのガラス生産は著しく飛躍。そして、1857年、満を持して、ルードヴィッヒ・モーゼルがカルロビバリのコロナーダ(飲泉所)に小さなガラス工場とショップを設立します。グラスアーティストとして名を馳せるようになりビジネスも大成功。ハンドメイド技術を極めたモーゼルグラスは、チェコのガラスの宝石、キング・オブ・グラス(王のグラス)と称されるまでになります。

環境に配慮した無鉛クリスタルガラスづくりにも注目

ヘマタイトの石で研磨していく過程 ヘマタイトの石で研磨していく過程

クリスタルガラスといえば一般的に鉛が使われますが、モーゼルグラスは創業当時から環境に有害といわれる鉛を一切使っていません。原料は、シリカサンド(花崗岩などが風化した砂)やソーダ石灰、溶岩等を混ぜて作られます。無鉛クリスタルは環境にやさしいだけではなく、耐久性にも優れていて輝きが増すといわれています。モーゼルグラス工場で制作過程を見学した中で、グラスをできるだけ薄くするためにラベンダーなどの植物を入れるということも驚きでした。またモーゼルグラスの特徴的な技術は「研磨」と「平面のパネル削り」といわれています。仕上げの研磨の際に使用する2種の石、ヘマタイトとメノウ(アゲート)でできたペンシルとその作業も見学させてもらいました。

エレガントで美しいグラスの数々はまるでアート

ショールームに並ぶカラーグラスも艶やかでした ショールームに並ぶカラーグラスも艶やかでした

この工場にはショップとミュージアムが併設されており、通常より割安で購入することができました。まずはミュージアムとなっているショールームで過去の作品を見て、それからショップで物色。幾面にもカットされたカラークリスタルや、気が遠くなるほど細かな花草模様が彫り込まれた繊細なグラス。どれも欲しいものばかりでした。150年以上の年月により確立された、卓越したハンドメイドの技術にはただ驚くばかり。どれもエレガントで気品が漂います。ちょうどクリスマスシーズンだったこともあり、1年間頑張った自分への褒美として、ゴールド装飾入りのワイングラスを1つ購入しました。お正月に「王のグラス」でいただいたワインのお陰で、この1年、運気がアップした気がしています!
※この記事の情報は2019年9月現在の情報です。
●取材協力:チェコ政府観光局 www.czechrepublic.jp
●モーゼルグラス:www.moser.com/

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/12/07)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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