ドイツの文豪ゲーテゆかりの町、ロケット

チェコの有名な温泉リゾート、カルロビバリの近くにロケットという小さな町があります。ここは、ドイツから続く古城街道にかかっていて、小さいながら古城が残っています。そして、ロケットはドイツの文豪ゲーテゆかりの町としても知られています。ゲーテ・ファンの皆さま、ドイツ国内だけではなく、チェコにも行かなくてはいけませんね。

チェコの町ロケットで、文豪ゲーテがかわいい女の子に恋をした チェコの町ロケットで、文豪ゲーテがかわいい女の子に恋をした

愛があれば年の差なんて!

ゲーテがロケットに滞在していたとき、地元の女性と恋をします。その女性は、19歳の花も恥じらう年頃のお嬢さん。そして、そのときゲーテは74歳でした。恋するお二人は真剣だったようです。ところが、当然といえば当然なのですが、周囲の反対にあい、泣く泣く二人はこの恋をあきらめます。このゲーテのブロークン・ハートを綴ったのが、有名な「マリエンバードの悲歌」という作品です。素敵な作品ではありますが、ようするに19歳と74歳の恋の顛末です。

ロケット城も、ぜひ見学しましょう

ロケットは、小さいながらもエレガントな街並みで町歩きも楽しいですが、ロケット城も、ぜひ見学しましょう。城の歴史は古く、12世紀ごろに建てられたといわれています。プラハのカレル橋を造ったことでも知られているカレル4世も滞在したことがあります。また、この城は牢獄として使われたことがあるそうです。なんだか怖いですね。

お化け屋敷? ロケット城の展示物

ロケット城の内部は見学できますが、なんと拷問博物館になっています。チェコ人ファミリーもたくさん訪れる城でもありますが、見たところお化け屋敷のノリで楽しんでいるようです。拷問の様子が、ジオラマで表現されていて電飾ピカピカ。よせばいいのに、効果音までついています。かえって、実際に使われた拷問道具を淡々と見せられるよりも怖くなくていいのですが、少々エンターテイメントに凝りすぎているきらいがあります。ロケットは、カルロビバリから簡単に行くことができます。ぜひ足を延ばしてみてくださいね。