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海外現地発ガイド通信

プラハならでは! マリオネットでオペラ『ドン・ジョヴァンニ』を♪


掲載日:2008/02/01 テーマ:劇・ミュージカル 行き先: チェコ / プラハ

タグ: おもしろい オペラ 音楽


モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』とプラハ

旧市街広場とヴァーツラフ広場のちょうど中間あたりに優雅にそびえるスタヴォフスケー劇場(エステート劇場)は、18世紀後半に建てられたチェコを代表するクラシシズム建築 旧市街広場とヴァーツラフ広場のちょうど中間あたりに優雅にそびえるスタヴォフスケー劇場(エステート劇場)は、18世紀後半に建てられたチェコを代表するクラシシズム建築

“オペラの中のオペラ”と言われるモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』。このオペラ、プラハなくしては生まれなかった作品と言えるでしょう。前作『フィガロの結婚』はウィーンであまり評判にならなかったのに比べ、プラハでは大成功、すっかり気をよくしたモーツァルトがプラハからの依頼に応えた次の作品が『ドン・ジョヴァンニ』で、旧市街広場から程近いスタヴォフスケー劇場(エステート劇場)にてワールド・プレミアを飾りました。映画『アマデウス』(監督はアメリカへ亡命したチェコ人のミロシュ・フォアマン)のオペラ・シーンもここで撮影されました。

人形劇といえども本格的オペラ

旧市街広場からすぐの国立マリオネット劇場入口。プラハ市図書館の建物の一部 旧市街広場からすぐの国立マリオネット劇場入口。プラハ市図書館の建物の一部

さて、この由緒ある劇場で観劇するのももちろんいいのですが、『ドン・ジョヴァンニ』がかかる日は限られています。そこでシーズン中しょっちゅうやっていて短い滞在でもチャンスがある、しかもマリオネットの国、チェコにせっかくいらしたのなら、マリオネットで『ドン・ジョヴァンニ』を見ない手はありません。チェコにたくさんあるマリオネット劇場の主なお客さんといえば、やはり子供たちなのですが、通常のオペラと音楽(セリフはイタリア語)は同じで本格的だし、演目も演目(ドン・ジョヴァンニは稀代の女ったらし!)なので、ここは大人同士で。

伝統あるチェコのマリオネット劇場

「ドン・ジョヴァンニ」の一幕。複雑に糸をあやつる細かい動きや、激しくマリオネットのぶつかる音がする大胆な動き。最後まで飽きさせない 「ドン・ジョヴァンニ」の一幕。複雑に糸をあやつる細かい動きや、激しくマリオネットのぶつかる音がする大胆な動き。最後まで飽きさせない

チェコはマリオネットのさかんな国として世界でも知られるところ。日本でも人気のあるチェコの人形アニメーションも、マリオネットの存在があってこそ。そしてハプスブルク帝国のドイツ語支配の中でもチェコ語を使えたマリオネット劇場は、19世紀後半からチェコスロヴァキアの独立へと導く民族復興運動にも少なからぬ役割を果たしています。その後もマリオネットの世界的中心であったプラハ、1929年にはこの場所でUNIMA(国際人形劇連盟、92年よりユネスコのNGO国際団体に認定)が発足、現在本部はフランスに移っていますが、何度かプラハで総会も開かれています。

あらすじを頭に入れてから

観劇の後は、ここで50種類に及ぶ手作りマリオネットを買うこともできます 観劇の後は、ここで50種類に及ぶ手作りマリオネットを買うこともできます

ここの劇場での『ドン・ジョヴァンニ』、ビロード革命後まもなくの1991年から始まり、2002年の大洪水による浸水を乗り越えて実に3000回を上回る上演。人形劇科の大学も存在するほどのプラハ、そのレベルの高い手さばきと笑いを誘う演出の数々をじっくり味わうためにも、あらすじをバッチリ予習しておくことをおすすめします。生身の人間ではできない演出もマリオネットならでは。本物の人間が演じるオペラと比較してみるのも面白いかもしれませんね。

【関連情報】

■国立マリオネット劇場(Narodni divadlo marionet)
住所:Zatecka 1, 110 00 Praha 1
電話:420-224-819-322
URL:http://www.mocart.cz
入場料:大人490kc、学生390kc
上演日は週に2,3日。20:00開演。事前にURLで調べておくか、劇場前にもスケジュールが貼られているので確認を。
アクセス:地下鉄A線Staromestska、もしくはトラム17,18番で同名停留所で下車、徒歩5分。また同場所には、伝統あるマリオネット劇団Divadelko Rise Loutekもあり、土日の14:00〜、16:00〜に主に子供のための演目をやっている。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/01)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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