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海外現地発ガイド通信

奇想天外なプラハのホテル、ブッダ・バー・ホテル・プラハ


掲載日:2020/10/25 テーマ:憧れホテル 行き先: チェコ / プラハ

タグ: おもしろい セレブ デザイナーズホテル 珍しい


バロックやアール・ヌーヴォーのホテルが多いプラハで異質な存在

龍はブッダ・バー・ホテルのモチーフで、あらゆるところで装飾に使われている 龍はブッダ・バー・ホテルのモチーフで、あらゆるところで装飾に使われている

プラハの中心部に、とっても変わったホテルがあるという。名前はブッダ・バー・ホテル。しかも5つ星の高級ホテルだそうだ。ブッダは仏陀か?バーはBarなのか?“仏陀のバー“って一体何だろう。ここはプラハ中心部、共和国広場。地下鉄B線のナームニェスティー・レプブリキNamesti Republiky駅から地上に出たところが共和国広場Namesti Republikだ。有名なプラハのアール・ヌーヴォーを代表するオベツニ・ドゥム(市民会館)が広場に面している。この辺りは19世紀末から20世紀初頭にかけて建設された美しい建物がたくさんあり、今日その殆どがホテルになっている。ホテル・パリ・プラハはアール・ヌーヴォー様式、ホテル・キングスコートは後期バロック様式で、双方とも華麗な館だ。目指すブッダ・バー・ホテルは広場から徒歩2分ほど、市民会館裏手のリブナー通りRybnaとヤクブスカー通りJakubskaとの角にあった。

ヨーロッパの人々が思い描くアジアとはこういうものなのか

ホテルで最初に出会うのは、ここがプラハとは思えない色彩のフロント ホテルで最初に出会うのは、ここがプラハとは思えない色彩のフロント

ブッダ・バー・ホテルの建物は1920年代に建てられたアール・デコ様式の館で、ホテル・パリに比べるとおとなしい外観だ。ところが一歩中に入ると、その奇抜さに驚く。目の覚めるような赤を基調に、黒とゴールドでアクセントを付けたインテリア。そして、まさに仏陀(ブッダ)が大胆に飾られているのだ。スタッフはチェコ人で、アジア系はいない。ユニフォームは黒いスタイリッシュなパンツスーツ。部屋に案内されて、さらに驚いた。壁に大きな龍が彫り込まれている。洗面所やバスルームにも龍がモチーフで使われ、もちろん色彩は赤と黒とゴールドを配した徹底ぶり。仏陀というと日本人はインドを思い浮かべるが、ここの雰囲気はむしろ中華風ではないだろうか。部屋の広さはカテゴリーによって変わるがインテリアや家具、アメニティなどは全て同じ。大きなベッドは寝心地が良い。

パリから始まって世界に広がったブッダ・バー

館の内装はヨーロッパのクラシックなインテリア。そこに奇抜な照明器具や華やかなフラファーアレンジメントでアクセントが付けられている 館の内装はヨーロッパのクラシックなインテリア。そこに奇抜な照明器具や華やかなフラファーアレンジメントでアクセントが付けられている

ブッダ・バーとは、元々は1990年代にレイモン・ヴィサンという人がパリに開いた無国籍料理のレストラン&バーのこと。基本は高級フランス料理店だが、それにスパイシーな香辛料を加えてアジア風にアレンジした料理がヒットした。インテリアに仏陀を登場させることでアジアムードを高める。バー部門ではポップ・パンク・ミュージックにDJプレイでスクラッチ音を加える、という斬新さで瞬く間にブッダ・バーが有名になる。今日ではアメリカ、イギリス、ロシア、中近東など世界各地にブッダ・バーが進出している。2009年にはなんと、ホテルが誕生。それはお膝元のパリではなく、ここ、プラハ。つまりこのホテルが世界初のブッダ・バー・ホテルなのである。その後2012年に第2号がブダペストにオープン。そして2013年、とうとう本場パリに里帰りする形でブッダ・バー・ホテルが誕生したのである。

同じホテルなのにパリでは3倍に近い宿泊料

反対側の壁にも一面、同じように仏像がぎっしり並んでいる朝食ルーム、シッタールタ・カフェ 反対側の壁にも一面、同じように仏像がぎっしり並んでいる朝食ルーム、シッタールタ・カフェ

レストランはホテルの入り口とは別にあり、通りから地下に降りていくと、中央に大きな仏像が鎮座しているのでこれにもビックリ!大仏を浮かび上がらせるため照明を落とし、各テーブルには大きな蝋燭が置かれている。この雰囲気、恐らく仏教国には無いであろう。宿泊客が朝食で利用するシッダールタ・カフェには壁一面に小さな仏像がたくさん飾られている。無数の仏像にしろ、レストランの大仏にしろ、プラハの人たちには違和感があるのではと思うが、訪れる人の多くが「仏像を見ると心が落ち着く!」、と好評だとか。パリのブッダ・バー・ホテルはシャンゼリゼ通りやコンコルド広場に近い最高の場所にあり、一泊5万円以下では泊まれない。ここプラハなら季節と曜日にもよるが、2万円程度から泊まることができる。コンセプトやインテリアは同じなので、この風変わりな雰囲気を味わうならプラハのブッダ・バー・ホテルがお薦めだ。

データ

アール・デコの館を改装してブッダ・バー・ホテルがプラハに誕生した アール・デコの館を改装してブッダ・バー・ホテルがプラハに誕生した

ブッダ・バー・ホテル・プラハ
Buddha-Bar Hotel Prague

住所:Jakubska 649/8, 110 00 Stare Mesto
電話:+420 221 776 300
客室数:36
宿泊料:季節、曜日、国際会議期間中、などによって異なるが、1室、大人2名、朝食付きで150ユーロより(平均は200ユーロ)、
    客室は一番下のランクでもデラックスなsuperior
info@buddhabarhotelprague.com
https://www.buddhabarhotelprague.com/
アクセス:地下鉄B線のナームニェスティー・レプブリキNamesti Republiky駅から徒歩3分

※1ユーロ=約123.88円。2020年10月時点。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/10/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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