寒いところでワインはできるの?

ワインはぶどうから造られます。ぶどうは、ほどほどに暖かいところで育つ果物です。ワインの生産が有名なフランス、イタリア、スペインでは、日当たりもよく立派なぶどうが育ちます。赤ワインも白ワインも、美味しい上等なものです。ドイツやオーストリアなど、やや北のほうの国になると、赤ワインよりも、白ワインのほうが多くなります。白ワイン用のぶどうのほうが、寒さに強いからだとか。白ワイン用のぶどうも育たない寒い地域や国では、ワインではなく、麦から造られるビール、芋類から造られるウォッカがよく飲まれています。その土地で栽培される植物をつかったアルコール飲料です。

ワインはどこまで寒いところで造られる? チェコのワインを試してみよう ワインはどこまで寒いところで造られる? チェコのワインを試してみよう

チェコはビールだけではないのです。ワインもあります

チェコは、ビールが有名な国ですが、実はワインも造っています。そして、チェコがヨーロッパでワインができる最北端だといわれています。プラハから車で40分程度北上したところに、ムェルニークという小さな町があります。古城が残っているので、観光客も城の見学のためによく訪れるところです。ここは、ブルタバ河とラベ河(ドイツ語ではエルベ河)が合流する地点で、河の近くの土手が日当たりのよい斜面になっていて、ワイン用のぶどうが栽培されています。このムェルニークのワインが、ヨーロッパ最北端のワインです。有名な銘柄は「ルドミラ」といいます。味は、やや薄いという印象ですが、話のタネになるので、味わってみるといいと思います。

チェコでワインが、美味しいところ

さて、ムェルニークのワインは珍しいのですが、口にあわないかもしれません。ですが、チェコにも、いいワインの産地があります。オーストリアとの国境近くに、ミクロフという町があります。チェコ国内でも、南部にあり、日当たりもよいので、いいぶどうが育ちます。チェコで飲まれている国産ワインは、ミクロフのものが多いです。もちろん、フランスやイタリアの上等なワインにはかないませんが、日常に飲むにはぴったりで、なんといってもコストパフォーマンスがいいです。チェコでワインを飲むときは、ぜひミクロフのものを探してみてください。