チェコ人にとっての飲むパンとは?

チェコでは、ビールのことを「飲むパン」といいます。パンもビールは、麦からできています。麦の種類が違うなどと細かいツッコミはなしということでお願いします。チェコでは朝から開いているビアホールがありますが、朝食がわりにビールを飲む人もいます。朝から晩までビールを飲む国民なので、ひとりあたりのビール消費量が世界一だといわれても当然のことなのです。そんなビール大国チェコで一番有名なビールの銘柄は、なんといってもピルスナー・ウルケルです。

チェコの「飲むパン」とは? ピルスナーを作るピルゼンのビール工場 チェコの「飲むパン」とは? ピルスナーを作るピルゼンのビール工場

ピルゼンでつくられるピルスナータイプのビール

ボヘミア地方西部にピルゼンという地方都市があります。ここで、ピルスナータイプのビールが最初につくられたといわれています。ピルスナーとは、ピルゼンという都市名からきています。ドイツの醸造技師を招聘してビールを造ったのが始まりで、ピルスナータイプのビールは偶然できたといわれています。日本でも、ピルスナータイプのビールはメジャーですので、ここでピルスナータイプのビールが生まれなければ、日本のビールも違ったものになったかもしれません。そして、ピルゼンで造られているビールこそがピルスナー・ウルケルです。

ピルゼンのビール工場は見学可能です

ピルゼンのビールはとても有名ですが、ここのビール工場は見学することができます。ガイドツアー形式になっていて、所要時間は100分ほど。チェコ語のほか、ドイツ語、英語等でもガイディングしてもらえます。英語のツアーですと、各国からの旅行者と一緒にまわることになります。ところが、ドイツ語のツアーですと、ピルゼンはドイツに近いことから、参加者のほとんどがドイツ人です。ドイツは、チェコに負けず劣らずビールにこだわりのある国。はたして、ドイツ語ツアーは、ガイド氏とドイツ人旅行者とのビールについてのウンチク合戦となります。ですが、ツアーの最後はさすがのドイツ人も黙ります。ビールの試飲サービスがあるからです。ピルゼンに行ったら、ビール工場見学もお忘れなく!