意外や意外、チェコ人は〇〇世界ナンバー1!?

エルベ川に面したチェコの首都プラハは、かつて「黄金の都」と称えられたほどです。これは14世紀にボヘミア王カレル1世が神聖ローマ皇帝に就き、それに伴って首都もウィーンからプラハに移されたからでしょう。この町の持つ重厚さは、なるほど中央ヨーロッパを統治した権勢そのものなのですね。カレル橋から眺めるプラハ城、巨大な聖ビート大聖堂、美しい旧市街の町並み、ブルーのオルロイ天文時計は、そのまま腕時計にしても売れそうなくらい素敵なデザインですね。これほど街歩きがコンパクトにできる町も少ないのではないでしょうか。そしてやたらと目に飛び込んでくるのがパブの看板です。やけに店が多いような気がします。それもそれのはず、チェコ人は世界で一番ビールをよく飲む国民ともいわれているのです。しかも日本のビールの原型となったピルスナービールは、チェコで生まれたビールだったのです。

チェコのプラハでビール三昧! 実はドイツの上を行くチェコ チェコのプラハでビール三昧! 実はドイツの上を行くチェコ

日本のビールの原型を飲む

日本のビールの原型、「ピルスナー・ウルケル(pilsner urquell)」は、多くのパブで提供されています。喉越しの爽やかなビールです。これが最もうまいと評判なのが、「U Zlateho Tygra」(営業15:00~23:00)。豹(たぶん)の彫刻が目印です。大きな窓がふたつあり、中に入るとワインカーブのような丸みを帯びた作りになっています。いつも混んでいるので、相席は当たり前。1杯のビールが100〜200円程度というから、うれしいではありませんか。これではどうしたってたくさん飲んでしまいますよね。つまみにはタルタルステーキはどうでしょう? またプラハには、「Brew Pub」と呼ばれる店も多くあります。これは店内で醸造している店で、銅製の醸造タンクが、まるでインテリアの一部のように備え付けられているのです。「U MEDVIDKU」(営業11:00~22:00)は2階が醸造所。ここも混んでいますね。渦巻きソーセージが名物です。

飲んでうまい、食べてうまい、また飲んでうまいのだ!

「ウ・メドヴィードクー( U Medvidku)」では南部チェコ、チェスキー・ブディェヨヴィツェのビールが飲めます。度数10%以上のオリジナルビール「X-BEER33」は、濃厚で甘いビールです。ドイツ人やイギリス人のビールに対する情熱が凄いと思っていたら、中央ヨーロッパの奥座敷のような森の中のチェコは、隠れた名ビールぞろいだったのです。この店の名物料理は、とっろとろのローストビーフのクリーム煮です。フランボワーズ(ラズベリー)のジャムを付けていただくと絶品です。最後にご紹介するのは、大人気のレストラン「コルコフナ(Kolkovne)」。前菜の盛り合わせは、ハムにサラダにミニピザなど。メインにグラーシュはいかがでしょうか。牛肉とパプリカのシチューです。ハンガリー起源でドイツやオーストリアなどでも食べられる定番の味。この店のビールは、これまた定番のピルスナー・ウルケルです。