モラビアとボヘミアの大地にひまわりが咲く

ひまわりというと、スペイン、とりわけアンダルシア地方の専売特許のようなイメージがありますが、他の国々でも栽培されています。チェコも、そのうちのひとつの国。夏場は、ひまわりが咲きます。チェコの地方は、モラビア、ボヘミア、またほんの小さな地域ですがシレジアに分けられます。とりわけ、日当たりのよいモラビア、ボヘミア地方で、ひまわりはよく栽培されています。もちろん、市街地付近ではほとんど栽培されておらず、田舎の畑で見ることができます。チェコは、ほとんど平野なので、一面に咲いたひまわりは、どこまでも続くようで、それは見事な風景です。

スペインだけじゃない! チェコだって、ひまわり大国。 スペインだけじゃない! チェコだって、ひまわり大国。

チェコの陸路移動は、居眠りしていたら損です

列車でも、車でもチェコ国内を陸路で移動するチャンスがあったら、ぜひ車窓からの景色を楽しんでください。春は菜の花、夏はひまわりが咲き、その花々の間には、グリーンのカーペットを敷き詰めたような景色を見ることができます。グリーンのカーペットの正体は、畑の作物。じゃがいもだったり、牧草だったり。畑はとても広く、またチェコには大きな山がなく、平坦なので見晴らしもよいのです。居眠りしていたら、もったいない!

ひまわりは立派な農作物です

ところで、チェコでは、ひまわりは立派な農作物です。観賞用でも、もちろん観光用ではありません。油をとるために栽培されています。ひまわり油になるのです。チェコのスーパーマーケットでは、ひまわりマークがついた食用油が売られています。チェコに住んでいたとき、私も、ひまわり油の愛用者でした。この油を使って、よくコロッケなどを揚げたものですが、カラッと上手にできました。もちろん、お味もグッド。お値段も、安いです。それに、普段チェコの畑に咲いているひまわりを見ていますから、どういったものから作られているか、よくわかっていて安心でした。日本でも、ひまわりの食用油がメジャーになってくれたらいいのに、と常々思っています。