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その歴史をきいたら、感動もひとしお。チェコの人形劇


掲載日:2014/09/08 テーマ:劇・ミュージカル 行き先: チェコ / プラハ

タグ: 一度は見たい 歴史


プラハの観光地で、人形劇?

その歴史をきいたら、感動もひとしお。チェコの人形劇 その歴史をきいたら、感動もひとしお。チェコの人形劇

プラハのカレル橋から旧市街広場へむかう細い道は、いつも観光客でにぎやかです。そこに人形劇の小屋があり、ときどき、ここのチケットの売り子さんがチラシを配っています。この小屋は民間のものですが、すぐ近くには国立の人形劇の劇場もあります。演目は、どちらもモーツァルトのオペラ『ドンジョバンニ』が多いです。

おとなが見ても面白い! チェコの人形劇

『ドンジョバンニ』の初演は、モーツァルト自身の指揮で初演がプラハで行われていますので、プラハにとても縁がある演目なのです。人形劇なので、一応は子ども向けのようには、なっていますが、演目が有名なオペラということもあり、おとなが見ても楽しめます。国立劇場のほうは2時間みっちり上演し、民間の小屋のほうは、1時間20分くらいにまとめてあります。時間の都合にあわせて、選ぶといいでしょう。プラハ市内には、他にも劇場がありますが、旅行者が行きやすいのは、この二軒です。

専門の教育を受けた人形遣いが上演します

チェコの人形劇は、国家ぐるみで大切にされています。人形劇を学ぶために、専門学校もあり、人形劇の劇場で働く人形遣いは専門の教育を受けています。もちろん、レベルは高いです。「人形劇だなんて、子どもだましでつまらないに違いない」なんて考えると損をします。プラハに行ったら、ぜひ。

チェコの歴史を紐解くと……

なぜチェコでは、こんなに人形劇が盛んかというと歴史に関係があります。かつて、チェコはオーストリア・ハプスブルク帝国の支配下にありました。オーストリアのことばは、ドイツ語です。そのためチェコでも、人々はドイツ語を使うように強制されました。唯一、チェコ語の使用を認められていたのが、人形劇です。田舎まわりの人形遣いが、チェコ語で人形芝居を上演し、人々を楽しませていました。また、子どもたちにチェコ語を継承するのにも、人形劇は大いに役にたったのです。人形劇がなかったら、今頃はチェコ語はほとんど話されていなかったかもしれませんね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/09/08)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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