プラハ名物、カレル橋

チェコのプラハ歴史地区は、ユネスコ世界遺産に指定されています。プラハ歴史地区には、プラハ城や旧市街広場、またカレル橋も含まれます。プラハに行ったら、カレル橋ははずせない観光スポットです。もともと14世紀から15世紀にかけて、つくられた橋ですが、補強のための工事は幾度となく行われていて、今も現役の橋です。19世紀中ごろまでは、プラハ旧市街とその反対側をつなぐ唯一の橋だったので、プラハの人々にとって、なくてはならないものでした。それが、いまや一大観光スポットになっています。

橋の上の芸術家たち。カレル橋は、ゆったり渡ろう 橋の上の芸術家たち。カレル橋は、ゆったり渡ろう

聖人の像が立ち並ぶ、石の橋

カレル橋には、左右に聖人の像が立ち並び、その数30体。どの像も精巧にできていて、露天の美術館のようです。イエズス会宣教師ザビエルの像も有名ですが、一番人気は、ヤン・ネポムツキー像です。チェコの聖人で、王妃の告解の内容を、王にあかさなかったため怒りをかい、カレル橋から落とされて殺されたという逸話がある聖人です。ヤン・ネポムツキー像の足元のレリーフをなでると願い事がかなうといわれていて、この像の前は、いつも人だかりがしています。また、聖人がブルタバ河に突き落とされた箇所の欄干に、十字架が埋め込まれていて、ここをなでると願い事がかなうとともいわれています。

カレル橋の芸術家たち

カレル橋の名物は、橋の上に並んだ露天ショップです。手作りのアクセサリーを売っていたり、似顔絵書きがいたり、風景画を売っていたりします。これらの露天商は、プラハ当局から許可を受けて、カレル橋で商売をしています。勝手に店を出すことは許されていません。また、音楽家もいることもあります。ジャズバンドが演奏していることもあります。私のお気に入りは、毎日はいないのですが、夕暮れ時、カレル橋の旧市街側の端っこにあらわれるソプラノ歌手です。彼女は盲目で、点字の楽譜を繰りながら歌います。彼女が歌うオペラ「カルメン」のアリア、ハバネラは最高です。