みんな楽しみにしているイースター

観光客だけでなく、チェコの人々もイースターをとても楽しみにしています。もちろん、イースター休暇のこともありますが、「寒い冬が終わって、これから春がくる!」というお祭りですからです。色とりどりのイースターエッグを探す遊びをする子どもたちにも、大人気の行事でもあります。プラハのイースターマーケットには、カラフルなイースターエッグはもちろんですが、可愛らしいひらひらのリボンがついた小枝のようなものも売られています。これは「ポムラースカ」といい、イースターエッグと並ぶ、チェコのイースターにおける必須のグッズです。さて、これはどういったもので、どうやって使うのでしょうか?

ちょっぴりイタイ? チェコのイースターで、女の子のおしりが叩かれる訳 ちょっぴりイタイ? チェコのイースターで、女の子のおしりが叩かれる訳

かわいいムチで、お仕置きよ?

ポムラースカは柳の枝で編んだムチです。ピンクだの黄色だの綺麗な色のリボンの飾りがついていて、これだけでも子どもの遊び道具に喜ばれそうです。では、本来の使い方はどうなのでしょうか? チェコでは、イースターのときに女の子のおしりをポムラースカでたたく習慣があります。ポムラースカでおしりをたたくと、将来、子宝に恵まれるのだとか。ようするに、転じて五穀豊穣の願いがこめられた風習なのです。柳の枝は、しなやかで痛くはありません。鬼ごっこのようにして、キャアキャア言いながら、女の子は男の子におしりをたたかれます。

イースターマーケットで可愛いもの探しをしよう

ポムラースカでおしりをたたく行事は、イースターのときだけです。それ以外のときに、たたいてしまうと「セクハラ」と言われかねません。チェコ人女性から、総スカンをくらいます。特に日本人男性は知らずにいたら大変です。気をつけましょう。ポムラースカ自体は素朴なものではありますが、ひらひらとしたリボンが可愛らしく、どういった行事に使うものかの話を添えてお土産にしても楽しいでしょう。プラハのイースターマーケットを訪れたら、ポムラースカも探してみてください。