ガラスのアートです

ガラスというと、窓ガラスや水やビールを飲むコップを思い浮かべます。普段使いのものは、それほど気にもとめないですね。私もかつてはそうでした。ですが、チェコでボヘミアンクリスタルを間近に、しかも大量に見るようになって考えが変わりました。ガラスには、アートと呼ぶにふさわしいものがあるのです。有名なものは、イタリアのベネチアンクリスタル、そしてチェコのボヘミアンクリスタルです。今回は、ボヘミアンクリスタルのお話しをしましょう。

水晶のように輝く透明なガラス

鉛の成分が入り、水晶のように輝く透明なガラスのことをクリスタルといいます。チェコのボヘミアンクリスタルは、その代表選手です。特徴は、持った時に「痛い」と思うほどの深いカットです。その技術を知るには、本物を触ってみるのが一番です。中でも、500PK カットという太陽や星のデザインは有名で、ボヘミアンクリスタルといえば、これだといわれる存在です。機械でカットを施した商品もありますが、プラハのボヘミアンクリスタルのお店では職人が手彫りをしたものがありますので、是非見せてもらいましょう。買う、買わないはお財布と相談を。本物を見ると、今までのガラスのイメージが覆りますよ。

名匠シェフチーク氏の作品を見てみましょう

チェコのボヘミアンクリスタルの世界には、職人の中の職人といわれる人もいて、中でもシェフチーク氏はとても有名です。シェフチーク氏の作品は、まさにアートです。繊細なカットは、近くで見ると驚きです。細かく正確なカットは人間業とは思えません。その美しさに惚れ惚れとしてしまうのですが、お値段もそれなりなので、私はいつか手に入れたいと思うだけです。なお、プラハでボヘミアンクリスタルを求めるときには、信頼のおけるお店のご利用をお勧めします。日本でも、ボヘミアンクリスタルを買うことはできますが、現地で買うよりもずいぶんお高いですから、がんばってプラハから持ち帰る価値はありますよ。