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チェコの世界遺産/プラハ城にある世界遺産の教会、聖ヴィート大聖堂の歴史と見どころを紹介!


チェコの首都プラハに行ったら必ず行きたいプラハ城

プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂の内部 プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂の内部

中世の面影を残す、人気の観光都市のチェコの首都プラハ。なかでもツアーでは必ず寄ると言っていいのが、旧市街の対岸の小高い丘上にあるプラハ城です。建物の多くは14世紀のカレル4世時代に建てられたものですが、現在も国の施設として使われている部分もあります。このプラハ城内にある聖ヴィート大聖堂と聖イジー聖堂は、世界遺産「プラハ歴史地区」の一部として登録されています。今回はそのプラハ城の中心といってもいい、聖ヴィート大聖堂を紹介します。

カレル1世が現在の大聖堂の建築を命じる

聖ヴィート大聖堂は、位置的にも城の中央部分を占めている巨大な建物です。城の真ん中の広場にありますが、幅60m、奥行き124m、塔の高さは約97mと大きいので、広場が狭く見えるほど。チェコを代表するゴシック教会で、地下には歴代のボヘミア王の墓があり、教会内部は美しいステンドグラスや礼拝堂で飾られています。ここに最初の教会が建てられたのは925年のこと。ボヘミア王ヴァーツラフ1世が円形の建物を建て、聖ヴィートの聖遺物をここに収めました。当時のボヘミアはまだキリスト教の布教期で、まだそれ以前の土着の宗教も信じられていたのです。1060年にプラハに司教区が置かれ、教会の改装が行われますが、現在のゴシック様式の建物になったのは、プラハ司教区が大司教区に格上げになった14世紀。当時のボヘミア王で神聖ローマ皇帝でもあったカレル1世が、新しい大聖堂の建築を命じたのです。

完成したのは20世紀に入ってから

ゴシック建築として建てられ始めた大聖堂ですが、完成までには長い年月がかかりました。この時期、プラハ市内では、カレル橋をはじめ多くの建築物が同時に造られていたのです。聖ヴァーツラフの礼拝堂は14世紀に完成していましたが、聖堂全体の建設は遅々として進まず、15世紀のフス戦争、16世紀の大火もあり、建設は途中で中断してしまいます。19世紀半ばになり、ようやく大聖堂を完成させようという運動が起こり、後から付け加えられたルネサンスやバロック的な装飾を取り除き、全体が調和するように修正が加えられ、ようやく1929年に完成しました。完成までになんと600年もかかっているのです。

聖堂内にある聖ヴァーツラフ礼拝堂と聖ヤン・ネポムツキーの墓碑

祭壇の裏側にある聖ヤン・ネポムツキーの墓碑 祭壇の裏側にある聖ヤン・ネポムツキーの墓碑

荘厳な雰囲気が漂う聖ヴィート大聖堂で、最も有名なのが14世紀に建てられた「聖ヴァーツラフ礼拝堂」でしょう。聖ヴァーツラフはキリスト教を布教したボヘミア王で、チェコの守護聖人です。ここにはその聖遺物を保管しており、また壁には聖ヴァーツラフの生涯を描いた絵が飾られています。主祭壇の裏側にあるのが「聖ヤン・ネポムツキーの墓碑」です。聖ヤン・ネポムツキーは14世紀のプラハの大司教の代理で、ボヘミア王と対立して殺され、遺体はカレル橋から投げ込まれました。18世紀に列聖され、今では人気が高いボヘミアの守護聖人です。

ミュシャによるステンドグラスも必見!

ミュシャ制作によるステンドグラス。中央には聖ヴァーツラフの姿も ミュシャ制作によるステンドグラス。中央には聖ヴァーツラフの姿も

最後に、美しいステンドグラスに目を向けてみましょう。これらは19世紀末から20世紀初頭にかけて作られたと、教会では比較的新しいものです。そのうちの一枚がミュシャ(ムハ)のものであることはよく知られています。入口からは回廊の左側、手前から3番目なのでよく見てくださいね。今回はプラハ城の一番の見どころである聖ヴィート大聖堂について解説してみました。プラハ観光の際には、お見逃しなく!

DATA

●プラハ城
[URL] www.hrad.cz/en
入場料金案内(日本語)www.hrad.cz/file/edee/2019/06/cenik-sph-2019-japanese_audio-bez-mihulky-20190601-160556.pdf
[開館]6:00〜22:00(敷地)施設によって開館時間は異なる
[料金]敷地内は無料だが、建物などの施設に入る場合は有料。
チケットは3つのコースがあり、コースAとCは350コルナ(約1650円)。 コースBは250コルナ(約1200円)。写真撮影料は別途50コルナ(約240円)。
●聖ヴィート大聖堂
[開館]夏期9:00〜17:00、冬期は〜16:00。日曜の入場は12:00〜。
[料金]上記コースAとコースBに含まれている

※この情報は2019年12月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください。
※1チェコ・コルナ=約4.71円(2019年12月現在)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/01/29)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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