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スメタナの『わが祖国』の曲のタイトルにもなったプラハのヴィシェフラドとは?その歴史と行き方


掲載日:2020/02/16 テーマ:歴史 行き先: チェコ / プラハ

タグ: 一度は見たい 一度は行きたい 街歩き 教会 穴場 公園 史跡 歴史


プラハ市街の南部にある“高い丘”

ヴィシェフラドは、ヴルタヴァ川のほとりにそびえる丘の上 ヴィシェフラドは、ヴルタヴァ川のほとりにそびえる丘の上

中世が残る街並みが人気のチェコの首都プラハ。たいていの観光客は、ヴルタヴァ川のほとりにある旧市街とプラハ城を観光して2日ほどで町を後にしますが、もしもう1日プラハに滞在できるなら、町の南側にあるヴィシェフラドの丘で半日ほど過ごしてみるのもいいでしょう。クラシック音楽ファンなら、スメタナ作曲の交響詩『わが祖国』の第一楽章のタイトル「ヴィシェフラド」でその名を知っているかもしれません。「ヴィシェフラド」とはチェコ語で「高い城」という意味。その名のように、ヴルタヴァ川のほとりにそびえるこの丘の上に、かつては城が築かれていました。

古い歴史を持つ地区

ヴィシェフラドは現在プラハの町の一部になっていますが、かつてはプラハとは別の町でした。旧市街広場からは約3kmですが、トラムや地下鉄などで簡単に行くことができます。この場所に城が築かれたのは10世紀後半のことで、プラハ城の建設の少し後でした。国王がプラハ城ではなくヴィシェフラド城を居城にしていた時代もあり、プラハの司教座に対抗するために、ヴィシェフラドに聖堂や教会がその頃建てられました。城内にある1100年頃に建てられた聖マルティン教会のロトンダは、プラハに現存する最古の建築物と言われています。

城から公園に生まれ変わる

現在は広々とした公園で、市民の憩いの場 現在は広々とした公園で、市民の憩いの場

時代が下るとプラハ市街は拡大し、ヴィシェフラドはプラハの南端を守る要塞の役割を果たすようになります。15世紀にキリスト教改革派のフス派とカトリック、神聖ローマ帝国の間で起きたフス戦争では、ヴィシェフラド城は両派の戦いの場となり、1420年にフス派が勝利して城を占拠します。その際にフス派は、カトリック派が使えなくなるようにヴィシェフラド城を破壊してしまいます。17世紀以降にプラハがハプスブルグ帝国の一部になると、ヴィシェフラドの一部は要塞として再び使われるようになります。ただしその大部分は荒れ果てたままだったようです。19世紀の民族主義の時代にはヴィシェフラドは公園として整備されるようになり、城壁の一部や門、教会などに修復が加えられました。

歴史を感じながら、のんびり散策できる公園

現在のヴィシェフラドは、外国人観光客こそ少ないですが、プラハ市民が週末に遊びに来る人気の場所です。敷地内は広々としていて、遊歩道からは眼下にヴルタヴァ川の景色が眺められます。芝生で寝転んでいる人、アイスを食べている人、並木道を歩いている家族連れ、墓地を見学する観光客など、のどかな風景が広がっています。一部の有料施設を除き、公園は無料で散策でき、売店の値段もほぼ地元プライスなのもありがたいです。歴史を感じながらくつろげる、プラハ市内のおすすめスポットですよ。

ヴィシェフラドへの行き方は?

地下鉄は谷間の上に架かる橋を通って、ヴィシェフラドの丘上に着く 地下鉄は谷間の上に架かる橋を通って、ヴィシェフラドの丘上に着く

旧市街広場からは、トラムを使えば1本で丘下まで行くことができます。ただしそこから丘を登るのは疲れるので、行きは丘の上に着く地下鉄で行くのがおすすめです。地下鉄なのに丘上というと不思議かもしれませんが、中心部から行くと途中に大きな谷があり、地下鉄はその上を通る橋を走るからです。国立博物館のある「Muzeum」駅からだとC線に乗り2駅目の「ヴィシェフラドVysehrad」駅下車、そこから歩いて10分ほどです。このヴィシェフラドにある墓地や教会については、別記事の「おすすめ!チェコの有名人が眠る墓地や城跡があるプラハのヴィシェフラドの丘を散策しよう」に書きましたので、そちらもご覧ください。それでは、時間があったら、ぜひ足を延ばして行ってくださいね。

※この情報は2020年1月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください。

DATA

●ヴィシェフラド
[URL] http://www.praha-vysehrad.cz/?l=9(英語)

●観光案内所
[開]4〜10月9:30〜18:00、11〜3月9:30〜17:00
[休]なし

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/02/16)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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