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思わずゾッとする。数万体の人骨が飾られたチェコのセドレツの納骨堂へ


プラハからの日帰り観光

本物の人骨で作った装飾が怖いセドレツの納骨堂 本物の人骨で作った装飾が怖いセドレツの納骨堂

チェコの首都プラハは見所満載の都市ですが、時間があれば足を延ばして郊外へ日帰り観光をしてみるのもいいでしよう。今回紹介するのは旅行者の間で“ガイコツ教会”と呼ばれる、4万体の人骨が並ぶ「セドレツ納骨堂」。怖いもの見たさで人気の高い教会です。近くには世界遺産の聖母マリア大聖堂もあります。場所はプラハから鉄道で約1時間のクトナー・ホラ。セドレツの世界遺産については別記事「クトナー・ホラのセドレツにある世界遺産の教会、聖母マリア大聖堂を訪れる」にまとめたので、そちらもどうぞ。

セドレツへのアクセスと入場チケット

まずはアクセスです。プラハから鉄道でクトナー・ホラ本駅までは約1時間。列車はコリーンKolin乗り換えも含めると1時間に1〜2便あります。本駅を降り右に200メートルほど歩くと大通りに出るので、そこを左折。道沿いに800メートルほど歩くと、左側に世界遺産の「聖母マリア大聖堂」が見えてきます。この交差点を右に曲がると、まもなく左側にツーリストインフォメーションが見えてくるので、ここでチケットを買いましょう。チケットは納骨堂単体のものと、世界遺産の「聖母マリア大聖堂」、旧市街にある世界遺産「聖バルバラ教会」との共通チケットもあるので、この後に行くならそれを買うと少し割引料金になります。

なぜここに大量の人骨があるの?

ツーリストインフォメーションから納骨堂入り口までは約100メートル。歩道にあるガイコツのモザイクが、納骨堂の入り口の目印です。階段を降りて地下に入ると大量の人骨が目に飛び込んできました。ここにある人骨はおよそ4万体。伝承では、13世紀にセドレツの修道院長がエルサレムに派遣された時にゴルゴダの丘にあった土をひとつまみ持ち帰り、ここにあった修道院墓地にまきました。それ以来ここは聖地になり、埋葬を希望する人たちが増えました。その数は数万人。15世紀に墓地を整理した時、集められた人骨がこの納骨堂に収められます。さらに人骨が積み上げられるようになったのは16世紀からといいます。

人骨装飾を作る理由は?

作る方も作る方だが、当時は宗教的な意味があった 作る方も作る方だが、当時は宗教的な意味があった

しかし人骨でシャンデリアや十字架などの装飾が作られるようになったのは、1870年頃からでした。これは当時流行った「メメント・モリ(死を忘れるな)」という警句を反映したものです。人骨を見て、「人はみな死ぬ」ということを思い出させ、信仰心に訴えかけるのです。西洋絵画でしゃれこうべが描かれているものがありますが、これはこのメメント・モリを表しています。しかし現代の人はこの人骨を見て「人の生ははかない」と思うより、怖いと思うでしょうね。人骨装飾には、4万体のうちの1万体が使われています。日本語の説明板を貸してくれるので、それを借りて見学しましょう。私が行った2019年の夏は堂内の写真撮影はできましたが、2020年から撮影禁止になりました。

死を意識して、日々を前向きに生きる

階段を上って納骨堂の外に出ると、なんだかそれまでの重苦しい気分がすーっと晴れていきます。「生きててよかった」みたいな。これがきっとこの納骨堂の目的かもしれません。「死」からは逃れられないが、それを肝に銘じて日々を過ごすということですね。時間があったらそのままプラハに戻らず、世界遺産の「聖母マリア大聖堂」を見学して、バスに乗ってクトナー・ホラの旧市街へも行ってみましょう。

※この情報は2020年10月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください

DATA

●セドレツ納骨堂
[公式HP] www.sedlec.info/en
[開館] 4月〜9月9:00〜18:00、10月〜3月9:00〜17:00
[料金] 90コルナ(約420円)、聖母マリア大聖堂と共通120コルナ(約550円)、聖母マリア大聖堂と聖バルバラ教会3カ所共通220コルナ(約1000円)

※1コルナ=約4.71円。2020年11月時点。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/11/26)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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