外国人を狙う不届き者

チェコのプラハは世界的な観光地です。たくさんの観光客がやってきますが、その懐を狙った不届き者がいることも事実です。よくプラハで問題になるのは、スリと置き引き。そして、法外な運賃をふっかけてくるインチキタクシーです。スリは自分が気を付けることで、またインチキタクシーは、ホテルやレストランで呼んでもらう無線タクシーを利用することで被害を防ぐことができます。そして、偽警察もいるので、注意が必要です。私は偽警察のうわさは聞いていたけれど、遭遇したことはなかったのです。しかし一度だけ、遭遇しました。「これが、噂の偽警察か」と、ちょっぴりうれしかったのは内緒です。

プラハに出没する偽警察に遭遇。どんな手口? プラハに出没する偽警察に遭遇。どんな手口?

偽警察は二人組でやってくる

以前、私はプラハで働いていました。ある日、事務所へ行こうと旧市街の裏道を急いでいたところ、地図を持った男性に、たどたどしい英語で「カレル橋」はどこか、と聞かれました。裏道で分かりにくい場所だったので、急いではいたものの、教えてあげました。そこに、「警察だ」と言って、もうひとり現れました。ですが、彼の格好は警官のように見せかけたコスプレでした。もちろん、私は本物の警官の制服はどんなものか知っていますので、「あっ、偽警察だ」とピンときました。そこで、私は壁側に寄りカバンをがっちりガードしました。 

とりあえず、警察のIDを見せてくれます

そして、その警官のコスプレ男は「警察だー」といいながら、なにやらIDカードらしきものを見せてきました。それは、まごうかたなき地下鉄の定期券でした。プラハの地下鉄の定期券は、写真入り、プラハ市の紋章入りで、ぱっと見、何か特別なIDに見えなくもありません。ですが、同じものは、私のカバンにも入っています。「タキ・マーム」(私も持っているよ)とチェコ語で言い、私がその場を立ち去ると彼らは、ばれたことがわかったのか追いかけてきませんでした。時間があれば、本物の警察に連絡したのですが。そんな訳でプラハでは、制服を着ているからと言って、うっかり騙されないように。注意が必要ですよ。