- MizukiPoulsen
- 北欧デザインに興味を持ち訪れたデンマークでパートナーと出会い、コペンハーゲンに移住。現在、子育てしながらデンマーク雑貨ブランドでグラフィックデザイナーとして勤務。ヨーロッパの片隅でゆっくりと流れる時間の中、素敵なデザインに囲まれる暮らしをお伝えします。地元庶民情報とかわいい物やお店はお任せください!
出発エリアをに変更しました。
エネルギープラントとスキー場が見事に共存!
コペンヒル(CopenHill)は、2019年10月に待望のオープンを迎えたコペンハーゲン初の人工スキー場。コペンハーゲン中心からほど近くのアマー地区にあるアマーバッケというエネルギープラントの屋上にあるとてもユニークなところです。屋上からコペンハーゲンの市内を見渡せ、晴れた日には向かいのスウェーデンまで見える楽しい展望台でもあります。芝スキーに挑戦したい方、建築好きな方、高いところが好きな方におすすめしたい新しいランドマークです。
スキー、スノーボードともにセットのレンタル大人1時間150dkk〜。
屋上から地上まで、約450mのプラスチック人工芝のスキーコースは初心者から上級者まで対応しています。頂上からは傾斜角度30度超え、ポールも立っているので上級者のトレーニングもできそうです。中ほどから地上までは、ゆるやかなコースで初心者、子供のためのエリア。4つのリフト、フリースタイルのエリアも完備しています。
ビジターの1回利用は、キーカード50dkk + 1時間大人150dkk、10歳以下は105dkk。10時間以上利用予定があれば、割引の会員制度、年間パスポートがお得です。
階段を上っていくだけでもすばらしい景色を楽しめます!
コペンヒルは、頂上まで登るだけなら入場無料! 地上約85mからの景色を楽しみたい方は、営業時間内に案内看板にそって行けばよいだけ。スキーコース脇の階段を上って行くか、エレベーターで屋上まで登っていくか選べます。風向きによっては、建物内のエネルギープラントのおかけで冬でもまったく寒くありません。
また、トレイルランができる人口の滑りにくい小道も用意されています。傾斜角度は5〜35度、上まで走って行くには最短で450m、かなりの体力がいりそうです。
プラント部分は頂上へのエレベーター内部からチラッとのぞけます 。
コペンヒルのある建物はアマーバッケと呼ばれ、エレルギープラントとして活躍中。環境にやさしいエネルギーが、最新の技術を利用しゴミ焼却時に出るエネルギーから作り出されています。1年間で3万世帯の電気、7万2千世帯の暖房供給が行われる予定です。
毎日250〜300台のトラックの廃棄物が焼却されていますが、地下に運搬されるためか地上で臭いはまったくしません。廃棄物の5パーセントは調査され有毒性など調べられ、焼却後の煙もフィルターを通し無毒化されています。現在はセントラルヒーティング用の熱を作るために年間16万トンの二酸化炭素が排出されていますが、2025年までにカーボンニュートラルを目指すコペンハーゲン市のもと対策がとられていくそうです。
紆余曲折を経てオープンしたコペンヒル。スポーツ、環境問題、そして観光地としてこれから注目の施設です!
晴れた日にぜひ挑戦を!
CopenHill
住所: Vindmoellevej 6, 2300 Koebenhavn S
Web:www.copenhill.dk
(スキーの時間予約もWebから可能)
営業時間:月・火・木・金 10:00〜20:00、水 10:00〜22:00、土・祝 10:00〜20:00、日 10:00〜18:00
スキーレンタル:営業開始の30分から受付
アクセス:メトロM1、M2線Christianshavn駅からバス37番Amagervaerket行きでAmagervaerketバス停下車徒歩7分。37番バスは1時間に2本のみの運行のため、別の行き方として、Christianshavn駅から2AバスでRefshaleoeen行きLynetten (Refshalevej)バス停下車徒歩12分もあります。2Aバスはピーク時間で1時間に9本運行しています。
駐車場:スキーセンターの近くに350台の無料駐車場あり
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/03/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて