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古いイスラム建築が多く残る、世界遺産の町カイロのズヴェーラ門の周辺


掲載日:2010/03/26 テーマ:世界遺産 行き先: エジプト / カイロ

タグ: おもしろい すごい! 寺院 世界遺産 歴史


実は世界遺産!カイロのイスラムの古い街並み

2つのミナレットのある、「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」が目印です。 2つのミナレットのある、「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」が目印です。

7世紀にイスラム教が伝わって以来、イスラム建築による建物やモスクが多く建てられ、今もなお多くの古い建物が残っています。当時カイロの中心地だった、フトゥーフ門やナスル門からシタデル、イブン・トゥールーン・モスクのあたりのイスラミックな地区一帯が、エジプトの世界遺産に認定されています。その中で、ズヴェーラ門周辺に見るべき建築物が集まっています。エジプト人が実際に住んでいる場所にあり、雑然とした中に、良く見ると古そうな味のある建物がいっぱいあるのです!庶民の暮らしに触れながら、イスラムの古い建物を発見するのは、中々に楽しい旅です。

現存する3つの門のうちのひとつ、「ズヴェーラ門」

モスクの多さに驚きます。また、エジプト人の庶民の暮らしも垣間見れてしまいます。 モスクの多さに驚きます。また、エジプト人の庶民の暮らしも垣間見れてしまいます。

969年に作られた、壁に囲まれた町(al-Qahira)の門で、現存する3つの中の南側の門です。ズヴェーラとは、ファーティマ朝に傭兵として門の外に駐屯していた部族の名前からきています。処刑された犯罪者がこの門につるされていたこともあり、門にその際に使われたような武器が飾られています。門の横から入場料を払って中に入ることができます。歯や爪(!)や魔よけとして使われていたもの、くずれた門の一部、かけた土器や陶磁器などミニ博物館のような展示もあります。展示は少々寂しげですが、上に上がっていくと、隣接している「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」の細い塔である2つのミナレットに登ることができます。狭いくて暗い階段はスリル満点ですが、イスラミックなカイロの街並みが360度パノラマで見ることができ、絶景です。

2つのミナレットが特徴の「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」

「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」の入口です。モスクの地下にはお店が並んでいます。 「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」の入口です。モスクの地下にはお店が並んでいます。

ズヴェーラ門のすぐ西側に隣接するモスクが、「ムアイヤド・イッシェイフ・モスク」です。スルタンであるムアイヤド・イッシェイフは1415年、牢獄があった場所にこのモスクを建てました。モスクの中は一般的なモスクと同じで、中庭を広く取っていて、中央に水飲み場、お祈りの場にはメッカの方角を示すじゅうたん、天井から下がる独特な形のランプ、美しいステンドグラスなどが見られます。イスラム教は偶像崇拝なので、絵画などはありませんが、独特のイスラミック文様で飾られておりきれいです。

目を引く、円形の瀟洒な建物である水の供給場

モハメドアリの息子の名がついた、「サヴィル・オブ・トゥサン・パシャ」と呼ばれる、水の供給所兼学校です。 モハメドアリの息子の名がついた、「サヴィル・オブ・トゥサン・パシャ」と呼ばれる、水の供給所兼学校です。

ズヴェーラ門の手前左手に、豪華な装飾の施された円形の建物が見られます。これは、無料で公共の水を供給する場であり、かつ学校であるという2重の機能を持つ、サヴィル・クッターブという、19世紀頃に多く建てられたエジプトの独特の構造の建物です。このサヴィル・クッターブは、モハメドアリ朝の創始者モハメド・アリによって、彼の息子トゥサンの死の追悼の意を込めて1820年に建てられたたものです。2004年以降は博物館になっていますが、残念なことに現在は閉鎖中です。しかし、イスラミック文様が彫られた大理石の壁の彫刻や、屋根の下の黄金色の模様など、建物の外観が美しく、19世紀のイスラム建築を知る重要な建築物のひとつです。エジプトの世界遺産は古代エジプトの遺跡だけではありません!イスラムの古い建築に触れ、イスラムの世界を肌で感じてみてはいかがでしょうか?

【関連情報】

■ズヴェーラ門(Babu Zuwayla)
お土産屋の多く集まる、有名なハンハリーリ近くのスルタン・ゴーリー・コンプレックスの間の道、ムイッズ通りを南に入り、賑やな市場を抜け、まっすぐ行くと、2本のミナレットの立つ、大きなムアイヤド・イッシェイフ・モスクが見えます。そこに向かって行くと、ムイッズ通りの終わりにズヴェーラ門があります。 
入場時間:8:30〜17:00 
入場料:15E£(約300円) 

■ムアイヤド・イッシェイフ・モスク(Mosque of Muayyad Shaykh)
モスクなので、入場料はありませんが、出るときに心付けを支払うのが望ましいです。

■サヴィル・オブ・トゥサン・パシャ(Sabil of Tusun Pasha) 
ズヴェーラ門の北 現在閉館中で外観のみ見学。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/03/26)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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