知る人ぞ知る!カイロ周辺の3つのオベリスクを巡る旅

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知る人ぞ知る!カイロ周辺の3つのオベリスクを巡る旅

掲載日:2011/10/29 テーマ:遺跡 行き先: エジプト / カイロ ライター:すまーふはなこ

タグ: ロマン 遺跡 歴史



ABガイド:すまーふはなこ

【エジプトのABガイド】 すまーふはなこ
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主人の仕事の都合で、カナダ、マレーシアに次ぎ、現在エジプト在住。3人息子の母。漫画を描くのが趣味で、マレーシアの日本人向け情報誌に4コマ漫画を連載中。エジプト生活の漫画ブログも更新しています。

ゲジラ島のファラオニック・ガーデンのオベリスクです。昼間はほとんど人がいないので、ゆっくり一人占めできます。 ゲジラ島のファラオニック・ガーデンのオベリスクです。昼間はほとんど人がいないので、ゆっくり一人占めできます。

エジプトに立つオベリスクは、7本だけ

オベリスクとは何なのか、ご存知でしょうか?実際にオベリスクを見たことがある方は、その不思議な形と壮大さに魅了されたのではないでしょうか。空に向かって延びたような細長い四角い柱で、上に向かって細くなり、先端がピラミッド型でとがっています。巨大で見上げる様な高さをしているものが多いです。そして側面には、ヒエログリフが彫られています。古代エジプト時代に、神殿の前に置かれていた、石で作られた記念碑だと言われています。当時建てられていたオベリスクの多くがヨーロッパなどの各地に戦利品として送られてしまったり壊されたりして、実はエジプトに立っているオベリスクは、わずかに7本です。オベリスクというと、ルクソールのルクソール神殿とカルナック神殿内のオベリスクが有名ですが、これ以外にもカイロ周辺に、知る人ぞ知る、3本のオベリスクが立っているのです。

 

ファラオニック・ガーデンからナイル川を背に見た、カイロ・タワー。夜はライトアップされてきれいです。 ファラオニック・ガーデンからナイル川を背に見た、カイロ・タワー。夜はライトアップされてきれいです。

1つ目は、ゲジラ島の公園に立つオベリスク

ナイル川の中州であるゲジラ島の、南東にある公園内に、高さ13メートルのオベリスクが立っています。ナイル川沿いにある、ファラオニック・ガーデンと言う縦長の公園で、比較的きれいに整備してあります。有料なのですが、ほとんどタダみたいな値段で、週末や夜には地元エジプト人の憩いの場になっています。観光客がほとんど来ないその公園に、大きなオベリスクが、思いもかけず立っていたという感じで、本物なのかと疑ってしまいそうです。他にも、いくつか遺物がきちんと台座にのせられてディスプレイされています。ライオンの像やハヤブサの像がありますが、何千年も前の貴重な遺物に、子供たちがのったりして、子供の遊び道具のような扱いを受けているのが衝撃でした。

 

マタレイヤ地区の公園内のオベリスクです。非常にわかりにくい場所にあります。聖母マリアの木(ヴァージン・ツリー)が行く途中にあるので、まずはそれをめざして行くことをお勧めします。 マタレイヤ地区の公園内のオベリスクです。非常にわかりにくい場所にあります。聖母マリアの木(ヴァージン・ツリー)が行く途中にあるので、まずはそれをめざして行くことをお勧めします。

2つ目が、ヘリオポリスの公園のオベリスク

古代エジプトの太陽崇拝の中心地である、ヘリオポリスのマタレイヤ地区に、屋外に立つオベリスクのうちの最古のものが立っています。ゲジラ島の公園のように、有料だけど地味で、観光客のほとんど来ない公園に、22メートルもの高さのオベリスクが立っています。これは、紀元前20世紀の第12王朝のセンウセルト1世によるものです。公園内に入ると、ヒエログリフの描かれた黒い柱の一部、大きなファラオの顔だけ、頭のとれたライオン像などいくつかの遺物が雑然と置かれており、ちょっぴり荒れた、小さな野外博物館のようです。週末は地元エジプト人でにぎわっていますが、やはりその遺物に、ベンチのように座っている方などいたりして、かなりもったいない気分になります。マタレイヤ地区には、聖家族の教会、聖母マリアの木などキリスト教関連の小さな観光スポットもあるので、行かれた方は是非一緒に訪れてみて下さい。

 

夜のライトアップされた、空港のオベリスク。到着する時か出発する時かに見れますが、ロビーから若干距離がありますので、見学されたい方は空港での時間に余裕を持って行かれた方が賢明です。 夜のライトアップされた、空港のオベリスク。到着する時か出発する時かに見れますが、ロビーから若干距離がありますので、見学されたい方は空港での時間に余裕を持って行かれた方が賢明です。

3つ目は、カイロ空港のオベリスク

カイロ国際空港の駐車場のある、入口ゲート付近に、オベリスクが飾られています。こちらは立派な土台に飾られ、堂々と立っています。ゲジラ島のものと同じく、紀元前13世紀の第19王朝のラムセス2世により作られ、サーン・イル・ハガルで発見されたものです。高さは約17メートルあり、空港のシンボルになっています。以上の3つのオベリスクは、ルクソールに行かなくても、カイロにいて見ることができるものです。地味ではありますが、オベリスクが好きな方にはたまらない、マニアックな観光スポットです。普通のエジプト旅行とは違った切り口の、オベリスクにスポットをあてた旅というのも面白いのではないでしょうか?

 

【関連情報】

■ゲジラ島のオベリスク ファラオニック・ガーデン(Pharaonic Gardens)内 ゲジラ島のナイル川沿いのSaray al-Gezira通り、ゲジラ・スポーツクラブの東側 オペラ(Opera)駅から徒歩5分 10:00〜夜遅くまで(その日で異なる) 50ピアストル(約7円)
■ヘリオポリスのオベリスク マタレイヤ(El Matariya)駅から、al-Matariya通りを北上し、Midan al-Misalla(交差点)を過ぎたところ。行く途中に「聖母マリアの木」がある。 12E£(約156円) 9:00〜17:00 (聖母マリアの木 10E£ 約120円)
■空港のオベリスク カイロ国際空港の入口ゲート近くの駐車場のそばにある。無料

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/10/29)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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