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海外現地発ガイド通信

エジプトで列車に乗ってみよう!鉄道で巡るエジプトの旅


掲載日:2011/11/19 テーマ:鉄道 行き先: エジプト / カイロ

タグ: 一度は行きたい 鉄道 博物館


エジプトを走る列車を上手に利用する

ラムセス駅のエジプト国鉄の列車です。日本では見られない、かなり古い型の列車です。 ラムセス駅のエジプト国鉄の列車です。日本では見られない、かなり古い型の列車です。

エジプトでは、列車の種類は3種類のみです。ひとつは、カイロのメトロと呼ばれる地下鉄で、2路線だけですが、カイロ中心部と近郊を走っており、考古学博物館、ダウンタウンやオールドカイロ、動物園に行くのに便利です。観光施設のある駅はディスプレイもされていて綺麗で、女性車両があるので女性でも比較的安全です。エジプトには他に、カイロとアレキサンドリアに路面電車があります。カイロでは、ラムセス駅からヘリオポリス駅まで、アレキサンドリアでは町の中心を走ってはいますが、速度が遅く、わかりにくいので観光客には利用しにくいです。あと、エジプトの各地へ国鉄が走っており、観光的にはカイロ〜アレキサンドリア間と、カイロ〜ルクソール、アスワン間がよく利用されます。ただ、カイロ〜ルクソール、アスワンへの列車は防犯のため、外国人は決まった列車のチケットしか購入できません。その中で、民間会社のアベラ・エジプトの寝台列車が人気です。

アレキサンドリアへの列車は車窓からの眺めもお勧め

ラムセス駅構内です。軽食をとれるビュッフェもあり、観光案内所もある大きな駅です。 ラムセス駅構内です。軽食をとれるビュッフェもあり、観光案内所もある大きな駅です。

カイロからアレキサンドリアへ行くのに、エジプト国鉄の列車が便利です。特急だと約2時間半、急行は約3時間で行くことができます。カイロからだと、国鉄の電車の中心の駅であるラムセス駅から出発し、アレキサンドリアの中心にあるマスル駅が終点です。1等から3等までクラスはありますが、1等か2等をお勧めします。1等は席が3列並びで、2等も席が4列ですが、席自体はどちらも大して変わりません。ただ、1等の方が西洋人や日本人が多く、2等はエジプト人が多いです。席や乗る列車がわかりにくいのですが、すぐにポーターが寄ってきて荷物を持って案内してくれます。緑の多いデルタ地方を通るので、カイロとは違った景色が楽しめます。不思議な形をした、食べるためのハトを育てる鳩舎が、たくさん見られます。終点のひとつ前のスィーディ・ガベル駅で乗り換え、モンタザ宮殿、アブー・イールなどがある、アレキサンドリアの東方面にも行けます。

ルクソール・アスワン方面へは寝台列車で快適な旅

寝台列車の個室内です。荷物を入れると狭いですが、個室なので快適です。カイロ〜ルクソール間は9時間、ルクソール〜アスワン間は3時間かかります。揺れが心地よく意外に寝れたと言う人も多いです。 寝台列車の個室内です。荷物を入れると狭いですが、個室なので快適です。カイロ〜ルクソール間は9時間、ルクソール〜アスワン間は3時間かかります。揺れが心地よく意外に寝れたと言う人も多いです。

カイロ〜ルクソール〜アスワン間は、夜出発し早朝到着する、決められた時間のエジプト国鉄の列車か、アベラ・エジプト社による寝台列車の乗車しか認められていません。ゆったりと寝て行ける寝台列車の方がお勧めです。二人用の個室になっていて座席は広く、夜になると係員が、2段ベッドにセットしてくれます。タオルの置かれた小さな洗面所もついています。2部屋の間にドアがあり、コネクティング・ルームとしても使えるので、家族や友人と行く時は便利です。しかし、列車は砂ぼこりにまみれたクラシックな電車で、寝ている間は揺れを感じます。エンジン音も大きく、昔の日本の列車のようで、却ってノスタルジックな気分に浸れて良いかもしれません。しかも、夕食と朝食が付くので、飛行機での移動を考えると、ホテル代が節約でき経済的です。お酒の飲めるラウンジの車両もあり、他のツアーの人達と集まったりして、楽しい時を過ごせるのではないでしょうか。

ちょっと空いた時間にラムセス駅の鉄道博物館へ

鉄道博物館。鉄道の模型が飾られています。係員が大変親切で英語で説明してくれて、エジプトでは珍しくパンフレットをくれます。 鉄道博物館。鉄道の模型が飾られています。係員が大変親切で英語で説明してくれて、エジプトでは珍しくパンフレットをくれます。

1933年にオープンし、実物の電車の車両や模型、車掌のかばん、切符切りや切符、信号や電車の部品や機械などの、電車に関わる細かい展示や、古代エジプトからの交通手段の歴史に関するものもあります。中でも、サイード・パシャのための実物のVIP専用車両が一見の価値があります。車体はアラベスクで飾られ、車内には革のソファが置かれた、ゴージャスな作りで、中に自由に入ることができます。建て物の隣にある、大きな倉庫の中にも、1854年に初めてエジプトを走った機関車の実物が展示されています。こまめにメンテナンスがされていないせいか?埃にまみれて壊れかけているのものもありますが、興味深い展示が多いです。開館時間は短いのですが、マニアックな細かい展示が見れるので、興味のない方でも、電車の時間までの暇つぶしにいかがですか?

【関連情報】

■地下鉄(メトロ) 全線一律:1E£(約13円)
■路面電車 0.25E£(約3円) 共に女性車両があります。
■エジプト国鉄 カイロ ラムセス駅ーアレキサンドリア マスル駅間 1等 特急 50E£(約650円) 急行 35E£(約455円)
URL:http://www.egyptrail.gov.eg/docs/schedule/schedule.html
■寝台列車 アベラ・エジプトのURL:http://www.sleepingtrains.com/
一人80US$(支払いはUS$かユーロのみ) 出発はギザ駅ですが、ラムセス駅構内にアベラ社のオフィスがあるので、そこでチケットは買えます。窓口は英語が通じないことがあり、予約が必要なので、旅行会社を通じて購入する方が無難です。 
■鉄道博物館(The Egyptian Railway Museum) 国鉄のラムセス駅に隣接。本来ならラムセス駅の外側に入口がありますが、外側が工事中なので(2011年3月時点)駅の構内のプラットフォームから入ります。
電話:0225763793 8:00〜13:00 
入場料:10E£(約130円) 

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/11/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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