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海外現地発ガイド通信

古代エジプトを感じる!3500年の歴史の軌跡が残る、ルクソール神殿


掲載日:2009/01/08 テーマ:歴史 行き先: エジプト / ルクソール

タグ: すごい! ロマン 遺跡 歴史


にぎやかな町の真ん中に建つ、ルクソール神殿

背の高いオベリスクは元は対になっていたのですが、片方は今、パリのコンコルド広場に置かれています 背の高いオベリスクは元は対になっていたのですが、片方は今、パリのコンコルド広場に置かれています

ルクソール神殿は、町の中心部に建っています。ホテルが並び車の多いにぎやかな通りの横に、茶色一色の重厚な約3500年前の遺跡がでんっと鎮座している、一見アンバランスな風景です。しかし一旦中に入るとすぐに、左にスフィンクスが並ぶ参道が、右に大きな塔門とオベリスクが現れ、一気に古代エジプトに引き込まれます! この参道は、元はカルナック神殿までつながっており、ルクソール神殿はカルナック神殿の付属神殿でした。カルナック神殿同様、何人かのファラオによる建て増しや改築のなされた神殿ですが、主に新王国時代のアメンヘテプ3世とラムセス2世によるものです。塔門の前に置かれた、巨大なラムセス2世の座像2対の真ん中を通ると、ラムセス2世の中庭に出ます。そこにも、ラムセス2世の彫像がいっぱいあります!

神殿内でコーランが聞こえるかもしれません!

茶色の建物の上の白い建物がモスクです。真ん中に、元々の入口があります 茶色の建物の上の白い建物がモスクです。真ん中に、元々の入口があります

ラムセス2世の中庭に、イスラム教の礼拝堂であるモスクが、まるで神殿の一部のように建てられているのです。しかも入口が建物の上部にあって、そこからは中に入れないそうです! これは、13世紀に建てられたアブ・アルハッジャージ・モスクです。実は、このモスクが建てられた時、神殿は埋もれていて、それを知らずにその上にモスクを建ててしまったために、このように入り込んだ形になっているのです。今は、外側に入口があり、現在も使われています。このモスクで行われる、マウリド祭が、盛大で有名です。断食の月の2週間ほど前に、町を大きな船の神輿がパレードします。ファラオ時代のオペト祭を思わせるような光景です。現代の宗教と古代の宗教が同居している不思議な場所です。

オペトの祭りのレリーフが残る大列柱廊

オペトの祭りの様子が描かれたレリーフの一部です オペトの祭りの様子が描かれたレリーフの一部です

ファラオ時代のオペトの祭りとは!? 年に一度、カルナック神殿から古代の神のアメン神とムト神、彼らの子供のコンス神の像を運び、その像を2、3週間ルクソール神殿に納め、奧の至聖所でファラオたちによる儀式が行われたお祭りです。開かれた花の形の巨大なパピルス柱が14本立っている大列柱廊の両側の塀に、そのオペトの祭りが描かれたレリーフがあります。右側がカルナック神殿から神々が船の神輿に乗ってルクソール神殿にやってくる様子を、左側は帰る様子が描かれています。この塀とレリーフはツタンカーメンが作らせたもので、ここには、アメンヘテプ3世の孫であると言われている、ツタンカーメンとその奥さんの彫像もあります。

アメンヘテプ3世の中庭とローマ時代の壁画

へきがんと呼ばれる、円形のドームに4人のローマ皇帝が描かれています へきがんと呼ばれる、円形のドームに4人のローマ皇帝が描かれています

大列柱廊の奥のアメンヘテプの中庭には、つぼみの状態のパピルスの柱が並んでいます。この中庭に地中から多数の石像が発見され、現在はルクソール博物館に飾られています。さらにその奥の列柱室に、それまでのレリーフと比べると違和感のある、ローマ風の壁画が描かれている壁と円形のドームとローマ時代の柱があります。4世紀〜6世紀にかけて神殿を砦とした、ローマ帝国軍によるものです。アレキサンダー大王の間もあり、アメン神に謁見している姿が描かれています。約3500年前に作られたルクソール神殿は、長いエジプトの歴史の変化による痕跡が残っていて、大変興味深いです!!

【関連情報】

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■ルクソール神殿
ホテルが集まる、ルクソールの東側の中心部にあります。ルクソール駅より北西に約200m
入場時間:6時〜21時(夏季は22時)
入場料:50E£(約1000円 学生は半額)年中無休

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/01/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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