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海外現地発ガイド通信

カルナック神殿のマニアックな場所を探索する!


掲載日:2011/09/09 テーマ:世界遺産 行き先: エジプト / ルクソール

タグ: ロマン 遺跡 世界遺産


全てを網羅し、貪欲に観光したい方におすすめ

アムン・ラー神至誠所を通り抜けると、当時古代エジプト人がアメン神への嘆願書を出したという神殿「願いを聞く神殿」の跡があります。その奥に立つのが、ネクタネボ神殿の門です。 アムン・ラー神至誠所を通り抜けると、当時古代エジプト人がアメン神への嘆願書を出したという神殿「願いを聞く神殿」の跡があります。その奥に立つのが、ネクタネボ神殿の門です。

カルナック神殿はエジプト・ルクソールに来たら必ずと言っていいほど訪れる、メジャーな観光スポットです。第1塔門から入ってまっすぐアムン・ラー神至誠所まで行ったところが、大変素晴らしく見所満載の見逃せない場所です。ツアーだと大抵そこと大スカラベ、「聖なる池」の横のカフェあたりに行きます。しかし広い敷地内には、他にも山のように遺跡があり、その上メインの場所と離れた端の方にある神殿は場所がわかりにくいので、長い時間をかけないと全部は見きれません。いまだ発掘中なので、がれきのように置かれた、おさまりきらない遺物が無造作に置いてある所が何箇所もあります。壮大で美しく立派な遺跡を見るのとは別に、荒れ果てた物悲しい遺跡たちにスポットを当ててみるのもプチ探検のようでまた楽しめます。

あえての観光客の少ないマニアックな場所

手前が「聖なる池」で、池の奥に見えているのが第8塔門から第10塔門です。 手前が「聖なる池」で、池の奥に見えているのが第8塔門から第10塔門です。

第3塔門から北西の方向へ、第7塔門から第10塔門までが続いています。こちらはかなり崩れているせいか、ぐっと観光客が少ないです。また、西側には、コンス神殿があります。小粒ながらも良い状態で、背後には遺跡のかけらが転がっています。聖なる池近くのカフェの東側には、楽しいレリーフが満載の遺物のかけらが整理されて、たくさんおいてあります。そこから外壁に沿って歩いていくと、「願いを聞く神殿」「ネクタネボ神殿」があり、折れた柱や彫像などが並んでいます。ネクタネボ神殿からプタハ神殿に進むまでの間には、草ぼうぼうの中に無造作に放っておかれたような、倒れて割れたままのオベリスクや、神殿の壁のかけらなどがあちらこちらに散乱しています。プタハ神殿は第5塔門の東側の位置にあります。地味ながら、きれいなレリーフが残っています。

野外博物館の船の休息所である3つの礼拝堂

ハトシェプスト女王の「赤い礼拝堂」です。門と土台の部分が灰色の花崗岩で、壁の部分が赤い石のブロックを積みかさねた箱のような建物です。 ハトシェプスト女王の「赤い礼拝堂」です。門と土台の部分が灰色の花崗岩で、壁の部分が赤い石のブロックを積みかさねた箱のような建物です。

入口から入って第1中庭左手にある、野外博物館は別途入場料が必要なだけあって、貴重なものが置かれています。中でも一番の見所は、ハトシェプスト女王の「赤い礼拝堂」とセンウセルト1世の「白い礼拝堂」、アメンホテプ1世の「アラバスター製の礼拝堂」です。古い時代の建物を壊して再利用するのはよくある話なのですが、これらも壊され、第3塔門に使われていました。展示されているものはそれらを復元したものです。どの礼拝堂もオペト祭に使われた船の置き場所である「休息所」として使われていました。オペト祭とは、ルクソール神殿からカルナック神殿まで船を運ぶ豊穣祭です。赤い礼拝堂にそのオペト祭の様子が描かれています。奥には、トトメス4世の「祭の中庭」の壁が復元されています。楽しいレリーフが良い状態で残っており、素晴らしいのにもかかわらず、端の方にひっそりと立っていてもったいない感じです。

「スフィンクス参道」が10月にオープン

昨年4月の発掘風景です。奥に見えるのはルクソール神殿です。公開すると発表して延期になることが多いお国柄ですが、このころから着々と進んでいたようです。作業している人の姿はあまり見られませんでしたが・・・ 昨年4月の発掘風景です。奥に見えるのはルクソール神殿です。公開すると発表して延期になることが多いお国柄ですが、このころから着々と進んでいたようです。作業している人の姿はあまり見られませんでしたが・・・

カルナック神殿とルクソール神殿の間は、両側にスフィンクスが並ぶ2700メートルの参道「スフィンクス参道」でつながっていました。この参道は、長い年月を経て、その上に家や道路が作られ、埋もれていました。その参道を昔のように復活させようと、発掘が進んでいましたが、とうとうこの長い参道のうち2000メートルが今年10月に公開されることが発表されました。発掘中に発見された、ギリシア・ローマ時代の工房やワイン工場などがライトアップされるとのことです。スフィンクスが両側に延々と並ぶ道が2700メートルも続くなんて、あまりに壮大すぎて想像しただけでもワクワクします。もちろん古代エジプト人のようにその参道を行くのはロマンがあり是非歩いてみたいのですが、公開される前でも参道は普通に道端からその発掘風景が見れてしまいますので、そんな光景もそれはそれで貴重でもあり楽しいです。

【関連情報】

■カルナック神殿
ルクソールの東側のインフォメーション・センターなどのある中心部から車で10分。
入場料:65E£(約975円)入場時間:9〜17時30分(夏季は〜18時30分)
■カルナック神殿内 野外博物館:別途25E£(約375円)
野外博物館の入口で入場券を買います。
■お勧めのガイドブック「LUXOR、KARNAK、and The THEBAN TEMPLES」
  The American University in Cairo Press(英語)
カルナック神殿内の地図も出ていて、詳しい割には薄くて持ち運びに便利です。カイロ、ルクソールの本屋やお土産屋で買えます。
30〜50E£(約450円〜750円 店によって異なります。)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/09/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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