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ガーデンテラスで幸せ過ぎるランチ体験! エストニアのユネスコ無形文化遺産の島キヒヌへ


掲載日:2017/09/30 テーマ:世界遺産 行き先: エストニア / パルヌ

タグ: グルメ スイーツ 世界遺産 大自然 民族衣装 名物 癒し


バルト海リガ湾に浮かぶキヒヌ島

伝統的なスカートを履いて暮らすキヒヌ島の女性たち 伝統的なスカートを履いて暮らすキヒヌ島の女性たち

北欧・フィンランドの対岸にあるエストニア。その有名なリゾート地パルヌから船で2時間のところに「生きた博物館」と呼ばれる伝統の島、キヒヌ島があります。東西3.5キロ、南北7キロの小さな島で、約400人が住んでいます。冬になると海は完全に凍り、エストニア本土との交通は絶たれてしまいます。島に人が住み着くようになったのは14世紀ですが、盛んだったアザラシ漁は18世紀ころから衰退し、以降、島の男たちは船乗りとして働くようになったそうです。そのため1年のほとんどを、女と子供たちだけで過ごすこととなったこの島では、女性だけの独自の文化が育まれました。編み物、刺しゅうなどの手仕事や、自分たちで織って身に付けるスカート、歌、踊りなどです。これらすべては2003年にユネスコの無形文化遺産に登録されました(この無形文化遺産については、別記事「なぜスカートの柄がユネスコ無形文化遺産に? エストニアのキヒヌ島」で紹介しています)。

どこを取っても絵になる島の風景

このロケーションだけを見るだけでテンションが上がります! このロケーションだけを見るだけでテンションが上がります!

私が初めて訪れたのは2017年6月。キヒヌ島のフェリー乗り場から車に乗って島の中心へ向かいました。まずここで待っているのは、絵本のように美しい風景です。白樺や赤松が茂る森を抜けると、見渡す限りの草原! その向こうには赤や黄色の壁をもつ民家が点在し、家の周りには色とりどりの草花が咲き乱れています。コンクリートや人工的な素材の建物は一切見当たりません。途中で墓地にも立ち寄りました。赤松の木々に囲まれた墓地は、それぞれの十字架のそばに草花が植えられ、よく整備された公園のようでもありました。こんな美しい墓地で眠る島の人々を羨ましくも思いました。

眩い新緑の中、ファームガーデンでいただくヘルシーランチ

左はコケモモ入りウォーター、右はダツスープ 左はコケモモ入りウォーター、右はダツスープ

島の中心にあるキヒヌ博物館やロシア正教会教会を見学した後は、待ちに待ったランチタイム。民家のファームガーデン(Rannametsa Farm Garden)で、伝統的な家庭料理をいただきました。メニューはごくシンプルです。2種のベリージュースに、ダツといういう魚でダシを取ったスープ、ダツのスモークグリル、キヒヌブレッド(黒パン)と白パン、ブルーベリージャム。スープは、日本の味噌汁の煮干しと同様、魚でダシを取りますが、魚は取り出さずにそのままいただきます。ジャガイモやディル系のハーブを加えた優しい塩味のスープです。ダツのスモークグリルは、太刀魚のような淡白な味。青い骨が特徴の魚です。清らかな空気に包まれ、緑に輝くガーデンで味わう滋味深いスープや心温まる料理の数々。バルト海の美しすぎる小さな島で、癒しのランチ体験はいかがでしょうか? キヒヌ島へは、首都タリンからオプショナルツアーが出ています。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/09/30)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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