エストニア最古の薬局へ行ってみよう!

タリンの旧市街の観光の拠点は、ラエコヤ広場。この広場には中世に建てられた旧市庁舎やレストランやカフェが入った建物に囲まれ、いつも人々が多く行き交ってにぎやかな場所。その一角に面白いスポットがあると聞いて、行ってきました。それは1422年に創業され、現在でも営業しているエストニア最古の薬局なんです。その名も日本語訳するすると「市議会薬局」といい、旧市庁舎が現役の時代から、この薬局も人々に薬を販売していたことになります。

エストニアのタリンにある老舗薬局! 失恋を治す薬と長寿のためのワイン エストニアのタリンにある老舗薬局! 失恋を治す薬と長寿のためのワイン

昔の薬の処方に使われた不思議なものがいっぱい展示

歴史ある薬局のトレードマークは、杯に巻きついたヘビ。ちょっとビビりながらも店内に足を踏み入れると、いかにも昔の薬局といった感じで、古い薬を作るための器具や何かの薬が入っているような瓶が陳列されていました。さらに奥の部屋で展示されていたのは、ヘビやワニの剥製など。でも、この薬局を訪れたのは、そんな剥製を見に来たわけではなく、知る人ぞ知る「クラレット(Klaret)ワイン」を買いに来たのです。このワインは長寿のワインと言われ、飲むと長生きできるのです!!

長生きできるワインを、一杯飲んでみたい

アルコール度数が14%、一見、色は普通の赤ワインと何の変わりないよう。そのクラレットワインをじっと見てみると、薬局の人が説明してくれました。ワインに数種類のスパイスやハーブを漬け、万能の薬なのだ、と。液体が持って帰れないので、1杯だけ飲めないかと笑って聞くと、今は自宅でも作れる材料の入ったセットを販売しているから、と英語のレシピと一緒に渡してくれました。450ML入りの瓶が16ユーロ(約2000円)で、材料のセットは10ユーロ(約1300円)で販売していました。

恋煩いを治す薬も売られている?!

そして、この薬局でもう一つ有名なのが、恋の病を治す「薬」が売られていること。「薬」といっても、アーモンドをベースに作られたマジパンのようなお菓子です。材料や製法は中世から伝わる秘伝のため、公開していないそうです。一つずつ梱包されているので、お土産にもおすすめ。話題にもなると、最近恋に悩む友人へのお土産に買って帰ることしました。こちらは1個2ユーロ(約260円)。この「薬」を食べた後に、私の友人の恋煩いが治ったかは秘密にしておきましょう。