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海外現地発ガイド通信

一日中居られそうな心地よさ!世界一の公共図書館、ヘルシンキ中央図書館Oodi(オーディ)


堂々たる美しい建築デザインでいきなり来館者を魅了!

フィンランド独立100周年を祝う国家プロジェクトのひとつとして「国家から国民への誕生日プレゼント」に建てられた17,250平方メートルの図書館。フィンランドの建築事務所ALA Architectsが設計したこの空間を味わうだけでも来る価値がある。 フィンランド独立100周年を祝う国家プロジェクトのひとつとして「国家から国民への誕生日プレゼント」に建てられた17,250平方メートルの図書館。フィンランドの建築事務所ALA Architectsが設計したこの空間を味わうだけでも来る価値がある。

フィンランド観光といえば、美しい建築や斬新なデザインと豊かなライフスタイルを一か所に凝縮したようなスポットに訪れてみたくありませんか?しかも気分はヘルシンキ市民とばかりに、のんびり一日中入り浸っていられそうな空間で、入場は無料!そんな夢のような場所がヘルシンキにあります。その名もOodi(オーディ)図書館。北欧らしい木材を大胆に使用した流線型のフォルムのエントランスからは、まるでコンサートホールのような荘厳さが感じられます。それでいて老若男女に観光客のグループまで、すいすい気軽にガラス扉の中に入って行くので、気兼ねなくぶらりと入れてしまいます。1階にはイベント用スペース・会議用スペース・シネマの他、おしゃれなカフェ・レストランスペースもあるので、まずは腹ごしらえしてからゆっくり館内を周ってみてもいいでしょう。

2019年の「公共図書館オブ・ザ・イヤー」に選ばれた図書館

天井の緩やかな曲線と高々とそびえる樹木が優しい読書空間を演出。 天井の緩やかな曲線と高々とそびえる樹木が優しい読書空間を演出。

フィンランドは約550万人の国民が1年間に6800万冊の本を借りる国です。一人当たりに換算すると年間12冊以上借りていることになります。この世界でもっとも図書館を積極的に利用する国民の憩いの場、オーディ図書館は、2019年には国際図書関連盟(IFLA)による"Public Library of the year"に選ばれました。それもそのはず、オーディでは、蔵書は常時10万冊と少な目に抑えつつも、オンラインサービスを活用して約340万のアイテムが利用できるようになっており、雑誌・映画・楽譜・ゲームの貸し出しも行われています。また館内の3分の2は、映画館、レコーディングスタジオ、製作や展示スペース、本格的なゲームルームにコミュニティーイベントができるスペースとなっており、もはや図書館の規模を超えた役割を果たしています。

ヘルシンキ市民の「天国」へようこそ!

木材の床はスロープにも階段状にもなっていて、どこでも自由に座ってくつろげる。 木材の床はスロープにも階段状にもなっていて、どこでも自由に座ってくつろげる。

2階には、楽器の演奏や録音、写真の撮影・現像用のスタジオや、3Dプリンター・レーザーカッター・ヒートプレス機・ミシン・刺繍機などが置かれた作業スペースがあり、人々が熱心に創作する姿を見ることができます。3階に上がってからやっと、書架と読書スペースという従来の図書館らしいスペースにたどり着きます。白く波打つ天井とスロープ、ぐるりと包まれる大きなガラスの壁と低い書架が並ぶ空間には開放感にあふれていて、この図書館の「本の天国」というコンセプトが見事に表現されています。同じフロアに、のんびりソファで読書をする人も、電源付きのデスクでパソコン作業をする人も、子どもに読み聞かせをする家族や勉強をする学生たち、そしてカフェで一息つく人達も居ます。カフェはガラス張りの壁沿いに設置されており、外が見えるようにずらりと並べられたデザインチェアーに座って何もせずぼーっとしてる人もいます。それもまた、なんとも穏やかな北欧の天国らしい光景です。

テラスにアートにトイレと、見どころ満載な図書館

から夏にかけて、テーブルとデッキチェアが並び来場者がくつろげるバルコニー。対面の石造りの建物が国会議事堂。 から夏にかけて、テーブルとデッキチェアが並び来場者がくつろげるバルコニー。対面の石造りの建物が国会議事堂。

カフェの外にはテラスがあり、春夏限定で開放されます。オーディはフィンランド国会議事堂と同じ高さに建てられており、フィンランドの対等な行政と国民の関係を象徴しています。二つの建物はKiasma現代美術館、Helsingin Sanomat新聞社、 Musiikkitaloコンサート・ホールなどに囲まれた広場を挟んで対峙しています。子どもの読み聞かせスペースにはカラフルなマットが広々と敷かれ、遊具も置いてあり、赤ちゃん連れの家族がのんびりくつろいでいます。1階と2階をつなぐ螺旋階段は、『Dedication(献身)』と題されたパブリックアート作品で、「この図書館がどのような人達のために存在するのか」を市民に問いかけ、集まった回答、例えば、「考える人のために」「弱い人のために」「学ぶ人のために」「怠け者のために」といった言葉が書かれています。オーディには、先進的なジェンダーフリーなトイレがあることでも有名で、おなじみのトイレの男女のアイコンがついていない男女共用になっています。中に入ってドアを閉めるとライトが点灯するため、空いている個室がひと目でわかるシステムもユニークで、話題のスポットです。

【関連情報】「オーディ図書館に行ってみたい!」皆さまへ

日が暮れてあたりが暗くなってから、白い幻想的な光を放つオーディ。夜もこんなに美しい。 日が暮れてあたりが暗くなってから、白い幻想的な光を放つオーディ。夜もこんなに美しい。

■Oodi(オーディ)図書館
正式名:Helsingin keskustakirjasto Oodi
(ヘルシンギン・ケスクスキリヤスト・オーディ)
https://www.oodihelsinki.fi/en(英語)
住所:To:o:lo:nlahdenkatu 4, 00100 Helsinki
電話: + 358 9 310 85000
Eメール: oodi@hel.fi
アクセス:ヘルシンキ中央駅から徒歩5分
トラムは1,2,4,10番線の「Lasipalatsi」停留所にて下車して徒歩6分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/09/22)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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