北極ツアーでもっともポピュラーなオーロラツアー

さて、「北極ツアー」といっても、実は目的によっていろいろなツアーがあります。もっとも知られていて、行く人も多いのは「オーロラツアー」でしょうか? オーロラは北極圏に近い所でも見られるので、北極そのものではないにせよ「北極でオーロラを見よう」というくくりには入っていますね。ツアー料金も50万以内と手が届く範囲内です。有名なところをいくつかあげてみましょう。スカンジナビア半島では、フィンランドのロヴァニエミは北極圏のすぐ近く。有名なサンタクロース村は町の北8kmの北極圏にあります。ノルウェーのトロムソ、スウェーデンのユッカスヤルビは北極圏にある、オーロラの有名な観光地です。

ツアーでも行ける北極 その3 オーロラや野生動物を見に行くツアー ツアーでも行ける北極 その3 オーロラや野生動物を見に行くツアー

北極ならではの野生動物を見に行くツアーもある

一方、オーロラで有名なカナダのイエローナイフは、北極圏から400キロも離れています。アラスカのフェアパンクスは160キロ南。ともに正しくは“北極圏”とはいえないですね。次に、北極圏に棲む動物たちを見るツアーを見てみましょう。このタイプのツアーで人気があるのが、ノルウェーのスヴァールバル諸島にあるスピッツベルゲン島に行くツアーです。この諸島で人が住むのはこの島だけという不毛の地ですが、その代わりに多くの野生動物が棲んでいるのです。行くには一般的には夏期のみ運行するクルーズ船で行きます。ツアー料金は船や客室のランクによって変わりますが、60〜150万円ぐらい。このクルーズでは、ホッキョクグマやホッキョクギツネ、トナカイ、セイウチ、アザラシ、ベルーガ(シロイルカ)、ハシブトウミガラスなどの動物を見ることができます。

一度は行ってみたい北極圏のスピッツベルゲン

ツアーによって内容は異なりますが、スピッツベルゲン島クルーズはずっと船に乗っている訳ではなく、昼間は船から降りてハイキングをしたり、小さなゴムボートに乗って海鳥の繁殖地を見に行ったりします。クルーズによっては、スピッツベルゲンだけでなく、アイスランドやグリーンランドに立ち寄るものもあります。グリーンランドでは野生動物だけでなく、そこに住む原住民のイヌイットの文化に触れるというツアーもありますよ。とにかくいろいろ種類があるので、チェックしてみてください。次はいよいよ、「北極点に立つ」という究極のツアーを紹介しましょう。(その4に続く)