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フィンランド・タンペレ・美術館・博物館の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

2017年6月17日に 世界にひとつの「ムーミン美術館」オープン!


ムーミン一族の終の棲家「タンペレホール」

フィンランド独立100周年にリニューアルしたタンペレホール フィンランド独立100周年にリニューアルしたタンペレホール

2017年に世界でひとつの「ムーミン美術館」が誕生した街、タンペレ。このフィンランド第二の大都市と、世界40か国語に翻訳されているムーミン本の原作者トーベ・ヤンソンとのご縁は、1986年にさかのぼります。当時70歳だったトーベが原画などの作品と、トーベの生涯のパートナーで、グラッフィックデザイナーのトゥーリッキ・ピエタラが製作した、立体ジオラマの数々をタンペレ美術館に寄贈したことから始まっています。合計2000点以上にも及ぶそれらのオリジナル作品は、タンペレ美術館内の「ムーミン谷博物館」で展示されていましたが、2016年の秋に閉館。そして、同博物館に埋蔵されていた貴重な展示品の数々が、フィンランド北欧最大の多目的文化センター「タンペレホール」に移動し、改めて「ムーミン美術館」に生まれ変わりました!

ムーミンの物語ごとにセクション分けされた展示

パーテーションの巨大な本が物語の世界への道しるべ パーテーションの巨大な本が物語の世界への道しるべ

1987年にタンベレ市立図書館の中に設立された「ムーミン谷博物館」は、1990年代に日本と欧州でムーミンのテレビ番組シリーズが放映されたことから、日本やロシアや欧州各国からの訪問客までもが訪れる博物館になりました。やがて25年間好評を博し続けた博物館も、図書館の老朽化が進むにつれ、再びタンペレ美術館に移動し、今までの3分の1と少ないスペースを仮住まいとして「ムーミン谷博物館」を再開していたというわけです。それだけ聞くと、中身は同じ?と思われてしまいそうですが、この新しい「ムーミン美術館」は、臨場感あふれるの体験型ミュージアム。館内はムーミンの代表作の巨大な本の形のパーテーションで仕切られており、インテリアもトーベが本の挿絵に使った色彩だけが使われており、訪れる人をムーミン谷の愉快な物語の世界に誘います。

見どころは微に入り細を穿つジオラマ

無数のニョロニョロが歩を進める様子を眺めるトゥーティッキ 無数のニョロニョロが歩を進める様子を眺めるトゥーティッキ

ムーミンの物語に魅せられたファンの方々にとって、時代別お話別に描かれたトーベの原画ほど貴重な展示はないと言っても過言ではありません。が、「うーん、実は本もそれほど読んだわけではないし、熱狂ファンというほどでも……」という一般の方でも手放しで楽しめるのは、トゥーリッキが手掛けたジオラマの数々の方のようです。リアルな材料を使ってミニチュアになったムーミン一族が再現する物語のシーンの数々は、逆に「まだ本を読んだことがないのなら読んだ方がいいですよ」と語りかけてくるぐらい観る人の目をひきつけます。ムーミンのお話に登場するトゥーティッキ(おしゃまさん)のモデルで、トーベの生涯のパートナーだったトゥーリッキがいかにトーベが描く世界を良く理解していたかを眺めていても、じわじわと温かい気持ちになってきます。

大人も子供も楽しめる展示やギミックもいっぱい

生き生きとした動きに魅せられる海馬 生き生きとした動きに魅せられる海馬

そればかりではありません。中をのぞくと影がムーミンキャラクターの誰かになってしまうトンネル、手で触れると雷が轟くニョロニョロのアニメーション、地上階から降りてゆくと一緒に階段を下りてついてくる影に、空を見上げれば物語の中に登場した彗星のモニュメントが煌き、轟音を立てるなど……楽しくてスリル満点の体験型のギミックが冒険心をそそります。まさに大人も子供も、一旦その扉をくぐれば、ムーミンの物語が主題にしている、人生の知恵、ユーモア、元気いっぱいの冒険心、人の温もりや友情に満ちた温かい世界に迎え入れることでしょう。

【関連情報】

各展示の表示や音声ガイドには日本語のオプションもありますが、詳しくは黄緑の制服を着たガイドさんに 各展示の表示や音声ガイドには日本語のオプションもありますが、詳しくは黄緑の制服を着たガイドさんに

■ムーミン美術館 公式(日本語)
https://muumimuseo.fi/ja/
営業時間: 火〜金曜日 9時〜19時
      土・日曜日 11時〜18時
休館日:  月曜日
特別休館は公式サイトで要確認
2017年の特別休館など
2017年の特別休館日:
12月6日、12月23〜26日
2017年の16時閉館日:
12月31日
住所:Tampere-talo
Yliopistonkatu 55
33100 Tampere, Finland
電話:+358 (0)9 689 9880
E-mail:sales@lillaroberts.fi
アクセス:ヘルシンキのカンッピバスターミナルよりタンペレ行きの高速バスで2時間35分。タンペレバスターミナルで下車後、徒歩10分700mほどで、タンペレホールに

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/09/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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