パノラマ絶景が広がる、ロシェ・デ・ドン公園

南フランス、アヴィニョンの町を一望するなら、ロシェ・デ・ドン公園へ行きましょう。城壁に囲まれた歴史地区の中の北側に位置する、2,9ヘクタールもある大きな公園です。ロシェとはフランス語で岩壁のことで、まさに岩山の上に作られています。教皇庁広場からノートルダム・デ・ドン大聖堂の脇を通って、上り坂をひたすら上がっていくと到着。高台からはすぐ下を流れるローヌ川、観光名所のサン・ベネゼ橋を見下すことができます。

ロシェ・デ・ドン公園から眺めた、サン・ベネゼ橋 ロシェ・デ・ドン公園から眺めた、サン・ベネゼ橋

芝生でピクニック、池ではスワンボート

17世紀には、既に地元の人々がこの場所を「憩いの場」として利用していたといわれています。その後、19世紀に整備が行われ、イギリス式の庭園が造られていきました。私が訪れたときも、地元の人々が芝生でリラックスする姿も見かけられました。サンドウィッチなどテイクアウトして、ピクニックも楽しめます。白鳥やアヒルが泳ぐ池ではスワンボートを貸し出しているので、ゆったりな時間を過ごすのもいいですね。その池の横には、一息つけるカフェテリアもあります。

イチオシは、展望台!大絶景が見られます

この公園のイチオシは、パノラマ展望です。天気のいい日なら、遠くの山脈まで見渡せます。季節によって公園の開館時間が異なるので、サンセットを見たい方は時間は要チェック。夏の暑い時期は、日差しが強いので昼間は避けた方がいいです。また、この公園は「アヴィニョンのゆりかご」という別の名前が付けられています。その由来は、ここがアヴィニョンの町の起源でもあるからです。園内には、何千年前に先住民が住んでいたという洞窟が残っています。散策しながら探すのも、面白いでしょう。

健脚に自信のない方は、プチ・トランがおすすめ

歩いて丘を上がるのは大変だという方には、解説を聞きながら旧市街、教皇庁の外周を回ってくれるプチ・トラン(道路を走る観光列車)が、この公園にもやって来ます。教皇庁広場から発車し、公園までの丘を登り、園内もトランに乗ったまま見学できます。このプチ・トランは普通のバスよりずっとスピードもゆっくりなので、走行中も写真が撮りやすいです。旧市街の狭い路地も通ったりするので、自分の足で散策したような気分になるでしょう。