中世の雰囲気を残す、アヴィニョンの城壁内

南フランスのアヴィニョンは、城壁に囲まれた歴史遺産の町です。この町が歴史上、注目を浴びるようになるのは法王庁が置かれた14世紀以降のこと。現在でも残る城壁も、その頃に築かれたものです。鉄道駅を出た所にあるレピュブリック門をくぐり、中世のたたずまいを残した歴史地区へと入っていきます。全長4.3Kmの城壁内は、どこまでも徒歩で回れてしまう広さ。一人旅で訪れても楽しめる町アヴィニョンの、おすすめ散策スポットを紹介しましょう。

城壁の中の歴史地区は、広すぎないから散歩するのにちょうどいい 城壁の中の歴史地区は、広すぎないから散歩するのにちょうどいい

夜にも、朝の散策にも、素敵なタンチュリ通り

ホテルのレセプションの青年に町のおすすめスポットを聞いてみると、「散策するのにとてもいい場所だよ」と教えてもらった場所へ行ってみることにしました。それが、城壁内の東方から中心へと伸びるタンチュリ通り。道の脇には運河が流れていたり、古い教会があったり、レトロな建物の1階にはカフェやバールが入っているなど、目抜き通りとは全く異なる趣きがありました。道に置かれたベンチ代わりの石にも彫刻が施されていて、おしゃれ。夜は一杯飲みに出かけるのも、心地よい運河の水の音を聞きながら朝の散策するのもおすすめです。

ライトアップされた、夜の町散策にも出かけたい

日が沈み夜になると、町のいろんなモニュメントがライトアップされてきます。法王庁宮殿の正面に行くと、昼間よりむしろ夜の方が荘厳な雰囲気をよく醸し出しているように感じました。観光名所のサン・ベネゼ橋もライトアップされています。私は時計台広場に面したホテルに滞在したのですが、窓からの眺めがとても気に入りました。ノスタルジックな雰囲気を壊さない程度のオレンジの街灯に対し、オペラ座は爛々と煌びやかな光でライトアップ。いつまで見ていても飽きない、ロマンティックな夜景でした。

朝食前の散策が、気持ちいい!

普段より少しだけ遅く起きて、優雅に朝食をとるのがバケーション中の醍醐味。ホテルの朝食が付いていなかったので、外で探すことにしました。たいてい、カフェの前には、朝食メニューが書かれた看板が置いてあります。町を散策すること約30分、気に入ったカフェが見つかったのでテラス席でやっと朝食タイム。生絞りのオレンジジュース、カフェラテ、クロワッサンのセットで4.5ユーロ(約580円)。朝食前の散歩のおかげか、何だかいつもより美味しく感じられました。朝でも晩でも、この町を散策してみてはいかがでしょうか。