中世の建造物が多く残るノスタルジックな雰囲気の村

2012年にはテレビ局の「フランス人が選ぶフランスの好きな村」の投票で第一位になった「サン・シル・ラポピ」ですが、日本ではあまり知られていないようです。筆者もその存在を知りませんでしたが、南仏にある「カオール」という町の友人宅を訪れた際、幸運にもサン・シル・ラポピに連れて行ってもらったんです。サン・シル子爵が10世紀にこの村に初めて城を建てて以来、13世紀から15世紀に建てられた建造物が多く残るここを訪れた際、筆者はまるで中世の町に迷い込んだような感覚になりました。ロット川を見下ろす断崖絶壁の上に位置する人口数百人のこの村は、ノスタルジックな雰囲気に溢れていて、非常に魅力のある観光地でした。

サン・シル・ラポピから見下ろした風景 サン・シル・ラポピから見下ろした風景

芸術家が集まるアートな村としても有名

パリ在住の画家などの多くの芸術家が19世紀からここに集まってきていて、アトリエやギャラリーも点在しています。サン・シル・ラポピは、詩人であり作家であるアンドレ・ブルトンに、「他に行きたいと思うのをやめた」とまで言わせた土地としても知られています。町を散策してノスタルジックな雰囲気を味わうのが良いサン・シル・ラポピですが、サン・シル教会と展望台には是非立ち寄ってみてくださいね。こちらからは、見下ろすようにロット川と田園風景の素晴らしい眺めを見ることができます。

中央の建物がサン・シル教会 中央の建物がサン・シル教会

シーズン中の夏季に訪れるのがオススメ

サン・シル・ラポピの楽しみは、やはりお店やレストラン巡り。ワイン、地元産のクルミを使ったお菓子、チーズ、フォアグラ、雑貨、洋服、アクセサリー、アンティークショップまで様々なお店があります。どのお店もとてもおしゃれな雰囲気です。カフェやレストランでゆったりと過ごす時間は、旅に彩りを加えてくれることでしょう。筆者は初夏の6月に訪れましたが、昼間は非常に混んでいるとのことで夕方7時以降に訪れました。しかしながらサマータイムでしたので、まだ昼間のような明るさでした! シーズンオフの冬季は、大半のお店やレストランも閉まっていると言うことですので、行くなら、是非夏季に訪れてみてくださいね。

サン・シル・ラポピの通りはこのようなおしゃれな雰囲気です! サン・シル・ラポピの通りはこのようなおしゃれな雰囲気です!