城壁の上を散策がおすすめ

(前編よりのつづき)2回目に入ると、前庭から外の城壁へ出られる表示を見つけられました。城壁の上からは、2重に壁が構成されている様子がよく見え、城が厳重に守られていたことがわかります。天気のいい日だったので、ナルボンヌの門までの散策はとても気持ちよく、景色も楽しめました。しかも、城壁の上は観光客がほとんどおらず、内部の見学者の数よりずっと少なかったのです。私たちのようにみんな気がつかずに見学を終えてしまうようなので、みなさんは見逃さないでくださいね。

日本人にはあまり知られていない、フランスの人気観光地カルカソンヌ(後編) 日本人にはあまり知られていない、フランスの人気観光地カルカソンヌ(後編)

サン・ナゼール寺院のステンドグラスとパイプオルガン

城塞内のもう一つの観光スポットが、ロマネスクとゴシック様式で建てられたサン・ナゼール寺院。11世紀から14世紀まで長い時間かけて建てられたため、建築様式が混ざっています。教会内に入ってみると、この教会の特徴でもあるステンドグラスが輝いていました。光が差し込んでいて、カラフルな色彩が床に反射し、とても幻想的。南フランス最古と言われるパイプオルガンがあるのですが、音色は聞けず残念。現在でもコンサートで弾くことがあるので、機会があればぜひ聞いてみたいですね。

カルカソンヌのお土産はすみれの花

城塞内には、小さなお土産屋がたくさんあるので、一軒一軒のぞきながら歩くのが楽しかったです。中世の雑貨類、刺繍もの、この地域の石を掘った装飾品など、面白い名産が売られていました。ワインや名物カスレなど食料品類もありましたが、中でも気になったのが「すみれ」。紫色の小さな花すみれはこの地域の名産のため、すみれの花の紅茶や花で作られたジャム、シロップなどが売られていました。見た目もかわいく、香りもいいので、花の石鹸やフレグランスもお土産におすすめです。

観光シーズンに行く?それとも、シーズンオフに行く?

カルカソンヌは世界遺産に登録された後、観光客の数が軒並み上がってきています。旅行前に、夏の観光客でごった返し、路地も歩けないほどの人だかりの城内の写真を見ました。ところが、行ってみると実はかなり空いていたのです。オフシーズンの2月だったからですが、思ったより寒くもなかったので、混雑した時期に行くよりずっといいな、と思いました。現存するヨーロッパ最大規模の城壁の町カルカソンヌへ行くなら、私はオフシーズンがおすすめです。