聖地シャモニーへ

シャモニーは、ヨーロッパ最高峰モンブラン(4810メートル)の拠点として知られる町です。第1回冬季オリンピック開催地でもあるこの町は、世界中から、そしてとくにフランス国内では、第1級のリゾート地として知られています。多くの著名人のシャレー(三角屋根の木造家屋)があるとも言われ、冬はウインタースポーツが大好きなフランス人たちでにぎわいますし、夏でも登山者たちは雪山に挑み、ハイカーは路傍の花を楽しみながらハイキングをしています。モンブランの初登頂がされたのもこのシャモニーからでした。1786年、地元の猟師ジャック・パルマと医師のミッシェル・パーカーによって果たされ、この町の名前が世界中に轟いたのです。最寄りの都市はスイスのジュネーブ。ジュネーブ空港から直行シャトルバスが出ています。もっとも頻繁なのがALPY BUSで、1時間に1本、最低19.5ユーロ、1時間半でシャモニーと結んでいます。ただしバスで行くより、乗合タクシーで宿泊先まで運んでもらったほうが安いかもしれません。

シャモニーはいろいろと値段も高いのですが…

シャモニーのホテルは、超高級ホテルから、登山者用の自炊設備付きアパートまで様々です。夏冬は混んでいますので、早めの予約を心がけてください。ジュネーブからは日帰りバスツアーも出ており(1万円少々、現地ゴンドラ代など別途)、モンブランを見るだけなら、これでもいいかもしれません。シャモニー近郊には、温泉で有名なサン・ジェルヴァ・レ・バンや、ムジェーブもあるので、合わせてホテルを探してみるといいでしょう。シャモニーのホテルに泊まると、「カルト・ドット」というバスや列車などが無料になる券をもらえます。しかし登山電車やゴンドラに乗るには、ほぼすべての乗り物に使用できるマルチパスを購入するのをおすすめします。2日券で77ユーロ(2017年)もしますが、それでも割安なのです。

シャモニーに長期滞在してみたい

シャモニーで絶対に外せない見学先は、エギュイユ・デュ・ミディです。これはモンブランを最も間近で見られる展望台です。ロープウェイを乗り継いで、イタリア側のクールマイユールに泊まっても面白いかもしれません。そしてモンタヴェールの真っ赤な登山列車にも乗ってみたいですね。この2つに乗っただけでも、別々に支払うよりマルチパスの2日間のほうが安いのです。また、シャモニーには、アウトドア店や雑貨屋も多くありますので、お土産探しは楽しいですね。料理は、定番のチーズ・フォンデュのほか、フランス料理はもちろんのこと、イタリア料理やビールレストラン、韓国料理や中華料理店もあります。天気が良くない日などは、カルト・ドットを使って、モンブラン・エキスプレスに乗って、アヌシーに行ってみましょう。アヌシーは湖畔の美しい町です。山もきれいで、周辺にも可愛い村々が点在しているシャモニーは、やっぱりしばらく滞在したくなる町ですね。