パリから30分、小ヴェルサイユといわれたシャンティー城へ

フランス・シャンティイ・城・宮殿の現地ガイド記事

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パリから30分、小ヴェルサイユといわれたシャンティー城へ

掲載日:2010/04/24 テーマ:城・宮殿 行き先: フランス / シャンティイ ライター:夏樹

タグ: おもしろい 宮殿 乗馬 素晴らしい



ABガイド:夏樹

【フランスのABガイド】 夏樹
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音楽修行に渡仏し20年。教会オルガニストとして活動する傍ら、日本の女性誌やWEBにフランスの新鮮な話題を常時発信。在仏日本人向けコミュニティー誌「Bisou」や、海外で活動するライター仲間が集るメルマガ「地球はとっても丸い」の編集にも携わる。

2005年Mソフィア・コッポラ監督の映画「マリーアントワネット」が撮影された 2005年Mソフィア・コッポラ監督の映画「マリーアントワネット」が撮影された

中世の城塞跡に数世紀をかけて建設された

今、中世期のもので残っているのは、7つある塔の底部だけ。お濠の中に沈んでいます。その後、各城主たちが改築、増築を重ねて、現在の大きなものになりました。グランシャトーは、フランス革命中に破壊され19世紀に再建されたものですが、ルネサンス建築のプティシャトーと大厩舎は当時のものを見ることができます。これからの時期、お天気の良い日に半日観光できるパリから30分という近さ、また、芝生の上でくつろぐこともできるのでピクニックもオーケー。

 

今でも乗馬を楽しむ人々がさりげなく通る 今でも乗馬を楽しむ人々がさりげなく通る

城主は時代とともに代わったが、売買されたことは一度もない城

何人もの貴族の手にわたりましたが、なかでも重要なのは16世紀のアンリ・ド・モンモランシーと、17世紀に城主だった、ルイ14世の従兄弟にあたる大コンデ公。花火大会や舞踏会で楽しむだけではなく、ラ・フォンテーヌ、ラファイエット夫人、セヴィニエ夫人など当時のエリート、文人を招待。モリエールはここで、Les Précieuses ridicules(滑稽な才女たち)、Tartuffe(タルチュフ)を上演したということです。

 

18世紀建築の代表作。今は馬博物館ですが、工事で休館中 18世紀建築の代表作。今は馬博物館ですが、工事で休館中

ヴェルサイユ宮殿と同じデザイナーや造園家

ル・ノートルといえばチュイルリー公園、ヴェルサイユ宮殿の庭園などを手がけた造園家として有名。フランス庭園のスタイルを完成させた第一人者ですが、このシャンティー城の庭園も彼の手によるものです。また、クリーム・シャンティーは、この城で、料理人フランソワ・ヴァテルに発明されたものといわれています。当時、城の大晩餐会の料理長だったヴァテルは、ルイ14世在席のディナーの時、注文した魚が時間通りに到着しなかったのを気に病んで自殺したというエピソードが残っています。

 

シックなユニフォームの女性騎手 シックなユニフォームの女性騎手

11月までロシアの馬術ショーが見れる

同じくコンデ公が城主だった時に建設された大厩舎も、フランス革命を逃れ、当時のままの姿を見ることができます。狩猟好きだったコンデ公が240頭の馬、500匹の犬を飼うためのもので、今も、城の周りには森が広がっています。馬好きだった公は、後世は馬に生まれ変わると信じていたそうで、そのために、立派な厩舎を設計させたそうです。丸天井は28mの高さで、定期的に馬術ショーが開催されています。

 

ハンガリー生まれのポニー、ラムセス君 ハンガリー生まれのポニー、ラムセス君

シャンティー城
休館日:火曜日
開館時間:9h15から17h
入館料:19ユーロ
行き方:パリ北駅から郊外電車。Chantilly-gouvieux駅下車、後徒歩20分(タクシー5分)

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/04/24)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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