- 田中知子
- 現役パティシエ、スイーツライター。二度のフランス留学中にフランス各地へ食の旅に。花の都パリに関しては、フランス菓子のみならず、観光名所、レストラン、カフェ、イベント事など、パリジェンヌ並の情報通。現在は東京にてパティシエをしながら、季節毎にパリをチェック。「住んでるように気軽に行ける、パリ攻略法をご紹介します!」
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チョコレートフォンデュ(Fondue de fruits au chocolat chaud)、8.5ユーロ(約1275円)。たっぷりのフルーツをホットチョコソースにつけて…
シャンゼリゼ大通りからルイ・ヴィトンの角を曲がった右側に、フルーツのレストラン、サロン・ド・テ(サロン・ド・フリュイ)があります。パリに16店舗もあるチェーン店なのでいたるところに見かけますが、個人的にこの場所がお勧めです。
凱旋門の観光のあとに、シャンゼリゼ大通りへのショッピングの合間に、映画を見たあとなどに、ゆっくりくつろげる空間です。パリジェンヌの友人はデートでもよく使うのだとか。
ライトアップされた夜の凱旋門をみながらシャンゼリゼのお散歩の後に、遅い時間までやっているのも魅力的です。このお店の名前はフルーツパラダイス。そう果物の楽園なのです。
paradis exotic(エキゾティックパラダイス)、8.3ユーロ(約1245円)。フレッシュなフルーツでビタミンの補給を
まさに楽園の名にふさわしく、フルーツたっぷりのサラダやサンドイッチ、デザートなど、メニューを見てるだけで嬉しくなってきます。そして、フルーツをつかったオリジナルカクテルの種類はなんと600種類だとか……。
フランス語が話せたら……と気後れせず、積極的に半ば強引に注文しちゃいましょう!!
フルーツの単語を言ってみればなんとか通じるものです。オランジュ(オレンジ)、シトロン(レモン)、フランボワーズ(木苺)、フレーズ(苺)、バナーヌ(バナナ)などなど。お好きなフルーツの単語をチェックして行きましょう。
たっぷりフルーツをたべてリフレッシュしたあとは、ライトアップされた凱旋門界隈をお散歩
ちょっと注文のシステムが難しいけれど、慣れるとそれも楽しく、自分好みのスペシャルパフェを注文できます。パフェって実はフランス語のparfait(パーフェクト)という単語から来てるのご存知ですか? そう皆さんの大好きなパフェはなんとパーフェクトデザートの意味なのです。
好きなフルーツのトッピング、ソース、アイスクリーム、シャーベット……どれもこれも美味しそうで選べない程です。迷っちゃって選べないという方にはもちろん、メニューのなかから選ぶのもお勧めです。
パリに16店舗あるチェーン店のle paradis du fruit(ル・パラディ・デュ・フリュイ)
お勧めはチョコレートフォンデュ(Fondue de fruits au chocolat chaud)、8.5ユーロ(約1275円)です。苺、メロン、パッションフルーツ、バナナ、赤スグリetc.たっぷりのフルーツに生クリームとアイスクリーム、アーモンドスライスでデコレーション、さらにホットチョコレートソースが添えてあります。
フルーツをそのまま食べても、チョコレートソースにつけて食べても最高の美味しさ。
ただ、あまりのボリュームなので、食後に注文しないように気をつけて下さいね。
■ル・パラディ・ドゥ・フリュイ(ジョルジュサンク店) Le paradis du fruit ―george ―
住所:47,avenue George -75008 Paris
電話番号:01 47 20 74 00
URL:http://www.leparadisdufruit.fr/
その他:サラダ 8ユーロ(約1200円)〜
デザート 5ユーロ(約750円)〜
コーヒー 2.5ユーロ(約375円)〜
食事代わりにサラダとサンドイッチでもよし、デザートでお腹いっぱいにするもよし、フルーツ好きには満足度200%のこのお店、滞在中に是非足を運んでみてくださいね。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/01)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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