- 夏樹
- 音楽修行に渡仏し20年。教会オルガニストとして活動する傍ら、日本の女性誌やWEBにフランスの新鮮な話題を常時発信。在仏日本人向けコミュニティー誌「Bisou」や、海外で活動するライター仲間が集るメルマガ「地球はとっても丸い」の編集にも携わる。
出発エリアをに変更しました。
セーヌ川のほとり、市庁舎広場でナイトスケーティング。いい出会いがあるかも?
12月から3月9日まで、パリ市庁舎前とモンパルナス駅前広場がスケート場に変身。スポーツはあまり流行らないフランスですが、老いも若きもこれには皆んな大喜び!スケート靴借用料が5ユーロ、自分の靴を持参すれば入場無料です。冬の間中、家の中に閉じこもっていられない、元気いっぱいの若者たちが週末にはこぞって繰り出して来ます。週末は夜中の0時まで滑ることができます。終電は、週日は0時半、週末は1時半までなので、心配しないでね。
すぐ滑れるようになるチビッコたちが羨ましいかぎり
モンパルナス駅(ガラス張りのSNCF駅)前も、靴の貸し出し料が5ユーロのみで、入場無料。週日は12時から、週末は9時から夜は20時まで。市庁舎前同様、土曜日と日曜日の朝10時から12時まではレッスンも受けられます。メトロ14番線のBibliotheque Francois Mitterandで降りてすぐ、rue des Grands Moulinsと rue Olivier Messiaenの交差点にも、屋外スケート場がありますが、こちらは靴貸し出し料は3ユーロですが、1月22日までです。
市庁舎前ではソリだってできる
Pailleronスポーツセンターは2006年に新装開館したばかりなので、まだピカピカ。プールもあり、こちらのほうは1933年に建設され、アールデコ様式の重要歴史建造物として指定されています。スケート場は800平方メートルで、屋内とはいえガラス張りの天井の下、陽光を浴びて気持ち良く滑ることができます。入場料は6ユーロ、靴の借り出し料が3ユーロです。毎日12時から22時、金曜日と土曜日は夜0時まで、日曜日は夕方6時までです。
あまりパリらしくない新しい建物の並ぶ新しい地区。それもそのはず、この辺り、ひと昔前はガラーンとした空き地でした。怪しげな殺人事件の起こる場所として、探偵ものの映画撮影によく使われたということ
同じくメトロの14番線のBercy駅で降りてみましょう。ベルシー・スポーツセンターのスケート場では、週末、金曜と土曜日、夜9時半から0時半までディスコタイム。DJもついて、入場料6ユーロ、ガンガン踊りましょう! 水曜日、土曜日、日曜日の15時から18時までも開いていて、この時間帯なら4ユーロで入場。この界隈は、ごく最近開発されてパリに仲間入りしました。昔ながらの「石畳のパリ」の情緒はないけれども、新しいエネルギーに満ちあふれる「パリの新しい顔」を垣間見ることができます。
イグルーと19世紀のネオ・ルネサンス様式建築の市庁舎のミスマッチがおもしろい。
市庁舎前:Parvis de l' hotel de ville,75004,メトロ:l' hotel de ville
モンパルナス駅前:Parvis de la gare Montparnasse,75014 Paris,メトロ:Montparnasse-Bienvenue, Gaite
ミッテラン国立図書館前:rue des Grands Moulins と rue Olivier Messiaenの交差点,75013 Paris,メトロ:Bibliotheque Franqois Mitterrand
Espace sportif Pailleron: 32, rue Edouard Pailleron,75019 Paris,メトロ: Bolivar
Palais omnisports de Paris Bercy,8 boulevard de Bercy,75012 Paris,メトロ:Bercy
http://www.paris.fr/portail/Sport/Portal.lut?page_id=8204
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/19)
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