- 田中知子
- 現役パティシエ、スイーツライター。二度のフランス留学中にフランス各地へ食の旅に。花の都パリに関しては、フランス菓子のみならず、観光名所、レストラン、カフェ、イベント事など、パリジェンヌ並の情報通。現在は東京にてパティシエをしながら、季節毎にパリをチェック。「住んでるように気軽に行ける、パリ攻略法をご紹介します!」
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パリで評判のクレープスタンド
パリの街を歩いていると、あらゆるところに屋台があります。クレープ、ワッフル、パニーニ、アイスクリーム、焼き栗などなど、パリッ子が大好きなものばかり。このようなスタンドショップはカフェに入るより安上がりで、気軽に利用できるのが魅力。でも、ドコの屋台でも同じように美味しいわけではありません。そこで、今日はパリで美味しいと評判のクレープスタンドをご紹介したいと思います。
このお店はクレープ生地が厚すぎず、薄すぎず、もちもち感があり、具材の味も良くて、なんと言っても生地と具材のバランスがとてもよいのです。他のお店で何度か試しましたが、中のヌテラ(ナッツとチョコのペースト)が多すぎて胸焼けしたり、チーズやハムが塩辛かったり…となかなかベストなクレープには出会えず。今日ご紹介するクレープスタンドは観光地のど真ん中にあるお店なので、是非お立ち寄り下さいね。
パリで最古のロマネスク様式の鐘楼
メトロ4番線のサン・ジェルマン・デ・プレ駅を出て、上を見上げると、すぐにサン・ジェルマン・デ・プレ教会の鐘楼が目に飛び込んできます。ここはパリで最古のロマネスク様式の鐘楼をもつ教会です。中には素敵なステンドグラスがあるので、ぜひご覧になる事をお勧めします。
この教会脇、サン・ジェルマン大通り沿いに緑色のテントを掲げたクレープスタンドがあります。ここが、パリジェンヌたちにも美味しいと評判。元アナウンサーの雨宮塔子さんもわざわざ買いにくるほどお気に入りのお店なのだとか…。軽いお食事代わりに塩味のクレープや、おやつに甘いクレープをぜひ試してみてくださいね。お値段も2〜4.5ユーロ(約300〜675円)とお手頃です。
お勧めはジャンボン・フロマージュ(ハムとチーズ)のクレープ4.5ユーロ(約675円)
スタンド内ではお兄さん(おじさん?)がお客さんと冗談を交わしながら、せっせと手際よくクレープを作ってます。こうゆうテンポのいいお店って、うまく言葉が通じなかったら…とつい躊躇してしまいがちですが、ぜひチャレンジしてみてください。
お勧めはジャンボン・フロマージュ(ハムとチーズ)4.5ユーロ(約675円)。
「ジャンボン・フロマージュ、シルブプレ」などと好きな具材を伝えるだけで分かってくれると思います。
サンジェルマン大通りからマビヨン方面やビュシー(BUCI)通りなどは楽しいお店が軒を連ねているので、焼きたてクレープを片手にぜひ散策してみて下さい。
温かみのあるサン・ジェルマン・デ・プレ教会は内部の見学も可能
■Eglise Saint-Germain des Pres (サン・ジェルマン・デ・プレ教会)
住所:3, place Saint-Germain-des-Pres -75006 PARIS
休:無休
時間:月〜土曜 8:00-19:45、日曜 9:00-20:00
メトロ:Saint Germain des Pres駅(4番線)
■サン・ジェルマン・デ・プレのクレープスタンド
場所:サン・ジェルマン・デ・プレ駅前 サン・ジェルマン・デ・プレ教会脇
休:不定休
メトロ:Saint Germain des Pres駅(4番線)
目印:グリーンのテント
お勧め:ハムとチーズ(jambon-fromage)4.5ユーロ(約675円)、ヌテラ(nutella)3ユーロ(約450円)
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/03/21)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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