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海外現地発ガイド通信

1900年のパリ万博、ベル・エポックのエスプリを訪ねて


掲載日:2008/08/25 テーマ:観光地・名所 行き先: フランス / パリ

タグ: すごい! 美術館


ロンドンに留学中だった夏目漱石も立ち寄った、パリ万博

パリにいくつかある美術館内のキャフェ、けっこうすてきな場所が多い パリにいくつかある美術館内のキャフェ、けっこうすてきな場所が多い

今も続く万国博覧会は、19世紀末、産業革命の盛んな時期、各国お国自慢のテクノロジーの交流、ひいては経済発展を目的に開催されるようになりました。中でも、1900年のパリ万博は有名。エッフェル塔、アレクサンダー3世橋、そして今日ご紹介するプティ・パレとグラン・パレは、この万博のために建築されました。日本からは、貞奴の日本舞踊公演が人気を博したとのこと。                                       

消費文化のはしりだった万博

総ガラスの天井が美しいグラン・パレ 総ガラスの天井が美しいグラン・パレ

このパリ万博、フランスは「動く歩道」や地下鉄の開通でも大評判。当時、フランスの産業がいかに進歩していたかを世界にアピールする重要な機会になりました。これを機会に、早く建造でき、万博後の取り壊しも簡単な、鋼鉄やガラスをふんだんに利用する建築が考案されました。その代表作がグラン・パレの総ガラスの天井。万博終了後の取り壊しを免れた現在、サロン・ドートンヌをはじめとした芸術家団体の展覧会や、フィアックなどアートの先端が発表される場として利用されています。

コンサートもあるプティ・パレ

池だってある、立派な中庭 池だってある、立派な中庭

プティ・パレのほうは、現在、パリ市立美術館。月曜日は休館ですが、常設展だけなら無料で鑑賞できます。美術館めぐりに食傷気味な方には、中庭向きの回廊内にあるキャフェがオススメです。ポール・アルベール・ボウドワンのちょっとアール・ヌーヴォーな天井画と中庭の眩しいほどの緑に囲まれて、エスプレッソを味わう一時もいいかも。入り口で「キャフェに行きたいのですが」と言えば、無料券をくれます。

この秋、特別展のテーマは、なんと「禅」

自然採光のため、窓が大きい。日中は暑いので、すぐ脱げる服装で行こう 自然採光のため、窓が大きい。日中は暑いので、すぐ脱げる服装で行こう

このプティ・パレ、絵画を愛する国、フランスでもめずらしい、自然光だけで絵を鑑賞できるように構想された美術館。その一方で、太陽光線は絵画を傷めるというハンディキャップもあり、長期間かけて修復、改造されました。この夏の特別展は、8月末まで「フラメンコをめぐる絵画展」、10月16日から12月14日までは「禅と京都の芸術」展、同時に「映画監督故黒沢明のデッサン展」が開催されます。日本にいるときは見落としがちな日本芸術を、パリで再発見!なんていうこともあるかも。

【関連情報】

凱旋門とコンコルド広場の間、シャンゼリゼ通りにある 凱旋門とコンコルド広場の間、シャンゼリゼ通りにある

■グラン・パレ、プティ・パレ共に、メトロ1番線、champs Elysees clemenceau下車、徒歩1分。
http://www.grandpalais.fr/visite/fr/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/08/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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