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海外現地発ガイド通信

寒いパリの冬、笑いたくなったらココ!「コメディー・フランセーズ」で観劇


掲載日:2008/12/03 テーマ:劇・ミュージカル 行き先: フランス / パリ

タグ: おもしろい お土産 すごい!


一等席がたったの12ユーロ

夢に見ていた赤ビロードの座席へ 夢に見ていた赤ビロードの座席へ

コメディー・フランセーズは、フランス人なら一生に一度は行く劇場。大きくはありませんが、その赤いビロードの椅子、天井画、ゆっくり上がる緞帳など、どれも歴史を感じさせるものばかり。階段の脇には、衣装が展示されていて、一階には当時の劇作家たちの彫像が並んでいます。外には売店もあり、子ども用の衣装など素敵なお土産がいっぱい。開演一時間前、売れ残った券を大安売りするので、28歳未満(パスポート持参のこと)のあなたなら、一等席もたったの12ユーロ!

雰囲気を味わうだけでも、忘れ難い思い出

開幕前は天井を見上げよう 開幕前は天井を見上げよう

コメディ・フランセーズは、言ってみれば日本の歌舞伎座。フランスの伝統的演劇を主な演目にしています。そして、その中心になるのは、元祖団長モリエールのフランス喜劇。フランスの子どもたちは、7歳頃からこのモリエールのドタバタ劇を見て大笑い。娘を強引に結婚させようとする親の悪だくみや、嫁・姑の葛藤など、どこの国にもある巷の話題が大げさなジェスチャーで演じられるので、言葉がわからなくても平気、笑えます!

しがない旅芸人から宮廷付き演劇監督にのしあがったモリエール

コスチュームを見るだけでも楽しい コスチュームを見るだけでも楽しい

モリエールは17世紀の劇作家。ルイ14世の宮廷専属の作家ですが、最初は売れない俳優で、その後は、これまた売れない旅回りの座長にすぎませんでした。倒産までする有様でしたが、そんな下積みの生活の合間にちゃっかり人間観察。喜劇を書く才能に気づいてからはすべてがとんとん拍子に進みます。ルイ14世の弟、オルレアン公フィリップ1世は、ドラッグ・クイーンとして知られる派手な浪費家でしたが、芸術を見極める才能があった人でした。その彼に気に入られて、モリエールは宮殿入りを果たします。

感慨深い「モリエールの椅子」

クリスチャン・ラクロワやディオールも衣装作りに参加 クリスチャン・ラクロワやディオールも衣装作りに参加

『強制結婚』では、ルイ14世がバレエを踊るシーンも作り、宮廷で好評を博しました。そうかと思えば、『町人貴族』では成金貴族を徹底的に風刺するなど、その辛辣なエスプリはとってもフランス的。1673年、最後の作品となった『病は気から』で、主役の病人アルガン役を演じていたモリエールは、舞台上で具合が悪くなり、数時間後に肺充血で亡くなりました。その時、舞台上で、彼が座っていた椅子が、劇場内二階の休息室に、今もそのまま展示されています。

【関連情報】

売店は中央入り口の左手にあります 売店は中央入り口の左手にあります

■ comedie Francaise
住所:Place Colette,75001,Paris
メトロ:1番線Palais-Royal Musee du Louvre下車
www.comedie-francaise.fr

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/12/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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